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これらの違う目的で使われる尺度の性質に差をつける必要がある理由はこのためです。次回は、この反応性が必要な場合の尺度について、もう少し詳しい話をします。 ものさし(尺度)の話(3)─リカート尺度─ 前回、違う目的で使われる尺度の性質に差をつける必要があることをお話ししました。それらの中で経過観察・効果判定の目的で評定段階の幅を細かく取っている尺度のことをLikert(リカート)尺度と呼びます。その一つの例として、生活上で必要な様々な活動にどの程度、人からの助けが必要かを測定する尺度であるFunctional Independence Measure (FIM)があります(表)。表に示したのはFIMの食事の項目ですが、介助がないとほとんど食べられないレベルから、1人で自立して食べられるまでの間を7段階で分けて、物を食べるという能力に少しでも変化があれば、それを鋭敏にとらえられるようにしてあります。 表.FIMの食事項目  重症度を決める尺度を使うことは、治療手段を決めるだけではなく、治療そのものの効果を見る研究でも重要です。たとえば、薬の効果をみる研究では、その病気の患者さん達をふたつのグループに分けて、片方のグループの人たちには治療薬、もう一方の人たちには見た目が同じでも成分が異なる薬を飲んでもらって比較することが一般的に行われています。このような場合、一方のグループに軽症な人が、もう一方のグループには重症な人がたくさん入っていると、薬の効果が十分に出なかったり、副作用が出てしまったりして、効果を知るための研究の結果が歪められてしまいます。  このように研究には、いろいろな性質・構造を持つ尺度が使われていますが、その目的に応じて使い分けられる必要があります。次回は、経過観察・効果判定のための尺度の進化形で、無理のない形で治療やケアを進めることができる尺度について解説したいと思います。 ものさし(尺度)の話(4)─難易度─ これから、経過観察・効果判定のための尺度の進化形で、無理のない形で治療やケアを進めることができる尺度について解説したいと思います。前回、経過観察・効果判定のための尺度の場合、ものさしの目盛りにあたるもの(評定段階と呼ばれています)の幅を狭く取るのが一般的だとお話ししました。そうしないと、薬を使ったり、リハビリを行ったときなどの、細かい変化を捉えられません。しかし、一つのこと、たとえば食べることなどには、いろいろな要素が含まれます。食べ物を食べる場合、(1)スプーンで食べ物をすくう、(2)口元までこぼさずに運ぶ、(3)口に入れる、(4)食べ物をかむ(咀嚼する)、(5)飲み込むなどの要素があり、これらが適切に行われることではじめて、自立して安全な食事ができることになります。前回、例としてあげたFIMなどの尺度では、各評定段階が量的に決められており、どの評定段階に、これらのどの要素が含まれるかわかりません。  麻痺などを起こして、体が動かなくなった後、ふつうの生活に戻って行くリハビリの過程でこれらの要素の一つ一つを習得していく必要があります。ただ、これらの要素は、それぞれ習得する場合に、難しい場合と、簡単な場合があり、その難しさは必ずしも上記の食べる動作の順番にはなっていません。習得が難しいかどうかは難易度と表現しますが、各々の要素について、その難易度を調べる方法があり、Rasch(ラッシュ)分析と呼ばれています。ある程度の人数の人を対象として、一連の要素ができるかどうかのテストを行い、それをラッシュ分析にかけると、これらの要素の難易度の推定値を計算することができます。この推定値は体温や白血球数と同じく数で表すことができ、尺度化スコアと呼びます。また同じテストを別な人に受けてもらうと、その人の能力も推定することができ、それも尺度化スコアで表すことができます。 図.食べる動作の要素 食べる動作を習得するとき、それぞれの要素は難しかったり、簡単だったりします。 これを難易度と呼びます。 生活上で必要な能力を構成する一つの要素の難易度と、リハビリやケアの必要な人が、現在どの程度の能力を有しているかがわかると、どのようなことが可能になるのでしょうか? 次回は、それを当センターで考案したNCGG-Practical ADL Scale (NCPAS)を例にとって、解説したいと思います。 ものさし(尺度)の話(5)─NCPAS─  NCPASは食事、移乗(ベッドから車いすに乗り移ることなど)、整容(顔を洗ったり、髭を剃ったりすること)、トイレ、入浴、更衣(服を着替えること)、歩行、階段昇降の8項目(各項目の中に合計で23の要素があります)を評価する経過観察・効果判定のための尺度であり、これまで、その信頼性・妥当性を検証する研究が行われてきました。また、当センターのリハビリ病棟に入院中か、在宅リハビリを受けている患者さん159名に対して、この尺度を使った測定を行い、その結果をラッシュ分析にかけています。 図.NCPAS(経過観察・効果判定のための尺度)を使った測定結果  図は、ベッドから車いすを使うか、歩行してトイレまで行き、用を足して服装を整えた後に、ベッドまでもどってくるという一連の要素を集めて、各要素の難易度(尺度化スコア)を示したものに、この患者さんの能力の推定値(これも尺度化スコアで表してあります)を加えてあります。各要素の中で濃く示してあるのは、この患者さんがすでに達成している要素、薄くなっているのが、まだできていない要素です。またこの図の左側ほど、要素の難易度が低く、右側に行くにしたがって要素の難易度が高くなっています。この患者さんは脳出血でリハビリ病棟に入院した方で、リハビリ期間の途中でこの尺度を使った測定を受けられていますが、能力の推定値は尺度化スコアで46.7であり、図の中央からやや左に縦線で示してあります。  この図から読み取れるのは、患者さんの生活上の能力より難易度が低い要素(患者さんの能力を表す縦線より左側のもの)のほとんどは達成済みであり、能力より難易度が高い縦線の右側にある、トイレでの方向転換、下着をおろしたり、水を流したりする以上のことはまだできていないことがわかります。縦線の左側で、患者さんの能力より簡単であるにも関わらず、フットサポートの上げ下げができていないのは、スタッフの認識不足で、まだやらせていないのかも知れないということが想像できますし、また、ベッドサイドでの方向転換や便座の開閉は、ちょうど能力とつりあった要素でもあるので、今後リハビリで熱心取り組まなければならない要素であることがわかります。  研究所では、このような実際のリハビリやケアで役に立つ研究にも取り組んでいます。今回は尺度の話を中心に解説を行いましたが、お年寄りの生活に直結するその他の研究も、いずれは紹介していきたいと考えています。 文献 健康を測る尺度 Streiner DL, Norman GL ed. Health Measurement Scales. A Practical Guide to Their Development and Use. Second Ed pp 1-3 Oxford University Press,1995 時間的安定性と反応性 Kirshner B, Guyatt GH. A methodological frame work for assessing health indices. J Chronic Dis 38: 27-36, 1985 リカート尺度 Streiner DL, Norman GL ed. Health Measurement Scales. A Practical Guide to Their Development and Use. Second Ed pp 31-47 Oxford University Press,1995 難易度 藤靜人. 基礎から深く理解するラッシュモデリング pp 223-264 関西大学出版部,2007 NCPAS Izumi Kondo, Aiko Osawa, Minoru Yamada, Jun Matsumura, Keita Aimoto, Naoki Itoh, Shinichiro Maeshima, Hidenori Arai. Rasch analysis for novel ADL scale for older adults - NCGG-Practical ADL Scale (NCPAS), ISPRM 2022, July 3-7,2022, Lisboa, Portugal 高齢者のうつ予防 新型コロナウイルス感染症の重症化にかかわる因子について(1) 健康長寿ラボのページへ戻る センター概要 理念と基本方針 理事長からのごあいさつ 沿革・組織・役員名簿 公表事項 研究の推進 研究実績   リンク リンク 調達情報 入札契約関連情報   採用 採用情報 利用規約 Web利用規約 所在地 〒474-8511 愛知県大府市森岡町7-430 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター (代表)0562-46-2311 所在・交通・お問い合わせ(メールアドレス)   © National Center for Geriatrics and Gerontology

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