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楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 公式Facebook 知る・学ぶ 2021-11-19 ペット生態飼い方 冬眠する動物の特徴とペットを冬眠させてはいけない理由について 気温が下がり、植物も枯れる冬。私たち人間にとって冬は健康を脅かす時期であり、冬をどう越すかは人類の長年の課題でした。 これは動物にとっても同じで、特に冷たい外の気温の影響を強く受けてしまう変温動物にとっては健康どころか命の危険が忍び寄る季節です。 そのため、一部の野生動物たちはこの時期だけ一時的に活動を休止します。これが「冬眠」であり、動物たちにとっては生き残るためのサバイバルスキルの一つ。しかし、逆にペットとして飼われている動物は「冬眠させてはいけない」といわれているのをご存知でしょうか? そこで今回は、冬眠する動物の特徴や種類、ペットを冬眠させてはいけない理由についてご紹介します。 冬眠するのはどんな動物? 動物が体温を一定に保つためには大量のエネルギーを必要としますが、冬に食料が不足し、十分な栄養を摂取できなくなると熱を作り出せず活動できなくなってしまいます。そのため、冬眠せざるを得ないのです。 冬眠する動物は一般的に外の寒さの影響を受けて体温が下がる動物や、冬に食料を獲得することが難しい動物に多いという特徴があります。 では、具体的にどのような動物が冬眠するのでしょうか。 クマ 冬眠と聞くとクマを思い浮かべる方が多いかもしれません。 その通り、クマは冬眠する哺乳類としてよく知られています。冬眠する理由は「食料不足になるから」。クマは雑食ですが、どちらかというと植物を好んで食べる傾向にあるため、葉や木の実が枯れる冬は飢えてしまう可能性があるのです。 冬眠前は体に栄養を蓄えようと、食べ物を必死に探して食べます。クマの冬眠は飲まず食わずで4ヵ月〜5ヵ月眠り続けるので、この期間体を維持できるだけのカロリーは必須。冬の到来前に食べ物を求めて街をうろつくクマがみられますが、それにはこういった事情も背景にあります。生きるために必死で探しにやって来た結果なのです。 シマリス クリッとした瞳に焦げ茶色の縞模様の毛。そのかわいらしい外見からイラストやポスターの被写体になることが多いシマリスも、冬眠します。 寒いとどうしても体力を消耗してしまいますし、冬場はリスが好んで食べる植物も限られてしまうからです。 しかし、シマリスの場合はクマのような冬眠前の「ドカ食い」はしません。代わりに、秋に実るドングリを巣に運んで食料を確保しておき、冬眠中にたまに起きて食事するのです。 厳しい時期に備えてきちんと「貯金」するところに、シマリスの几帳面な性格と賢さが表れていますね。 コウモリ 空を飛ぶコウモリは鳥類と間違えられることが多いのですが、実は哺乳類です。 したがって、自ら熱を発して体温を調節できる恒温動物ですが、やはり冬は食料の確保が困難となるため、一部のコウモリは活動を極限に抑えて冬眠に入ります。 街中でよく見かけるのは小型のアブラコウモリで、住宅の天井裏や換気口に住み着いています。冬眠中はこうした人目につかない場所でじっとして過ごし、3月頃に活動を再開させるようです。 万が一自宅内で冬眠中のコウモリを見つけた場合は触らず、専門の業者に依頼して駆除してもらいましょう。 コウモリは狂犬病や日本脳炎など感染症の原因となる病原体を保有しているため、専門知識のない人には対応しきれません。 ゴールデンハムスター 小動物のペットのなかでは不動の人気を誇るゴールデンハムスターも、冬眠する動物です。 本来は恒温動物ですが、寒さが厳しいときは生命維持の手段として冬眠し、活動量を減らすこともできるのです。 冬眠期間中は数日〜1ヵ月程度でさほど長くはありません。 冬眠中の過ごし方はそれぞれ 自然のなかで冬眠している動物を見ることはなかなか難しいもの。 さまざまな動物を観察できる動物園でも、食料に困ることがない環境下では特別に冬眠展示が行われていない限り、冬眠している様子を見ることはできません。 しかし、上記の例をみれば、冬眠中の過ごし方は動物によってそれぞれ異なることがわかります。クマは冬眠する前に体重の約30%~40%の脂肪を体内に蓄えて食事や排泄をせずに眠り続けますし、シマリスのように「食べては寝る」を繰り返す動物もいるので、これといった冬眠のスタイルは決まっていないのです。 ただ、活動量の制限に伴って呼吸数や心拍数も大幅に減ることは、冬眠する多くの動物に共通する点です。 すべてを省エネモードにする――。これが冬眠の基本です。 寒いとあらゆる行動を最小限・最低限にしたくなる人間も、こういった点では同じと言えるのではないでしょうか。 ペットを冬眠させてはいけない理由 ペットの中にも冬眠する動物がたくさんいます。上記の例でいえばゴールデンハムスターやシマリスです。彼らは自然界で暮らしている場合は冬眠しますし、ペットとして人に飼われている場合であっても放っておけば冬眠状態になることがあります。 しかし、ペットを冬眠させるのは次のような理由から危険であり、飼い主としては冬眠させないように注意しなければなりません。 冬眠すると寿命が短くなる ペットを冬眠させてはいけない理由の一つとして、冬眠する場合としない場合では、「冬眠する方が寿命は短くなる」ということが挙げられます。冬眠は寒い冬を生き延びるための手段ですが、体温が下がって仮死に近い状態になるうえ、呼吸数も減少するのでかなり体力を消耗します。するとやはり体に負担がかかって寿命が短くなるのです。 餓死する また、ペットとしての飼育環境では冬眠に必要な準備が十分にできないことも大きな理由です。冬眠して冬を無事越すためには眠っている間に必要なエネルギーを冬眠前にたっぷり蓄えておく必要がありますが、人による飼育下ではその準備が不十分なうちに冬眠に入ってしまい、眠っている間に餓死する恐れがあるのです。 冬眠させない環境づくりが大切! 大切なペットを冬眠させないためには、寒くなる時期の温度管理をしっかり行うことが大切です。動物は人間よりも環境の変化に敏感なので、適切な温度や湿度を保つように心がけましょう。 たとえば、ハムスターは10度を下回ると冬眠状態になってしまう可能性があるため、冬場にうっかり温度管理を忘れてしまわないように注意してください。ハムスターをお迎えするならケージにハムスター飼育用の温度計を取り付けて、常に室温をチェックする習慣を身につけたいものです。 まとめ 冬眠する動物の特徴と種類、ペットを冬眠させてはいけない理由についてご紹介しました。 冬眠は動物が厳しい環境を生き抜くための手段である一方、彼らの本能でもあります。そして、その本能は自然界で生活するときに活かされることが理想的ですが、人による飼育下では本能を発揮できるどころか命を脅かしてしまうことさえあります。 これからペットをお迎えする方は、その動物が冬眠する習性があるかどうか必ず確認しましょう。動物によっては徹底した飼育環境の管理が必要になります。 なお、今回は冬眠する哺乳類をご紹介しましたが、蛇や亀などの爬虫類も冬眠します。種類によっては冬眠させても問題ないものと、させない方が良いとされるものがあるので、お迎えする際はこの点について必ず確認するようにしましょう。 動物の習性をよく学んで上手に付き合える飼い主さんは、動物からも信頼されますよ! この記事をシェアする Read More 知る・学ぶ 2022-02-17 見た目は怖いけど温厚? イグアナを飼育する際の準備・注意点 「イグアナってカッコいい。飼いたいけれどペットにできる?」、「イグアナを飼うのは大変? 注意することはある?」と考えたことがある方は多いことでしょう。 魅力がたくさんのイグアナですが、実際にペットとして飼っている方は少なく、飼育のイメージが付かない。という方もいらっしゃいます。 イグアナはペットとして飼うことが可能であるものの、飼育する前に理解しておくべき注意点もいくつかあるので、事前に正しい知識を身に付けることが大切です。 そこで今回は、イグアナの特徴や飼育準備、注意点などを解説しますので是非参考にしてみてくださいね。 イグアナはどのような特徴の生き物? 爬虫類に属するイグアナですが、一体どのような生き物なのでしょうか。ここではイグアナの特徴を解説します。 イグアナの種類は? 一概に「イグアナ」と言っても様々な種類が存在します。主なイグアナの種類は以下の通りです。 ・グリーンイグアナ ・レッドイグアナ ・ブルーイグアナ ・サバクイグアナ ・コーンヘッドイグアナ ・カメレオンイグアナ 特に「グリーンイグアナ」はペットとして非常に人気があり、一般的にイメージされるイグアナも、グリーンイグアナである場合が多いでしょう。 イグアナはどのような性格? イグアナの見た目から、攻撃的な性格をイメージする方は多いです。しかしイメージとは一転して、基本的には温厚で繊細な性格をしています。 また、非常に頭が良いことも特徴であり、飼い主を判別するのはもちろん、躾をしたことをしっかりと理解します。 イグアナの値段はどのくらい? イグアナの値段は種類や大きさによって変化し、通常イグアナが成長するにつれて値段が高くなっていきます。 一般的に、手のひらに乗るくらいの大きさである「ベビー」で約3,000円ほどです。 また、生後半年から1年程度の「ヤング」で約5,000円、成長しきったサイズである「アダルト」で約10,000円が相場となっています。 しかし、希少なイグアナになると値段は一気に跳ね上がります。例えば「アルビノ」や「アザンティック」等の種類では、100,000円を超える個体まで存在するのです。 イグアナの餌は何を与えれば良い? イグアナは基本的には草食であるため、野菜や果物を主な餌とします。具体的には、大根の葉や小松菜、リンゴ、バナナ等が餌としてピッタリです。 イグアナは色を理解し、鮮やかなものを食べようとする傾向にあるため、いくつかの餌を用意して彩を整えることが大切です。 イグアナ専用の餌も販売されているため、バランスを取る意味でも使用すると良いでしょう。 食事の頻度は1日に1~2度程度で、イグアナの大きさに合わせて量を調整します。 イグアナをペットにする魅力とは? 犬や猫に比べてペットとしてはメジャーではないイグアナですが、他の動物にはない魅力を秘めています。ここでは、イグアナをペットにする魅力についてみていきましょう。 恐竜を想像させる見た目 イグアナの魅力の1つは、ガッシリとし身体に賢そうな顔を備えた、恐竜を想像させる見た目です。サイズも1メートルを超える場合が多く、迫力も十分にあります。 また、グリーンイグアナの場合、鮮やかな緑の体色になり、非常に美しい見た目をしている点も魅力と言えるでしょう。 とても賢い生き物 イグアナは非常に賢い生き物です。そのため、コミュニケーションを繰り返すことで飼い主を識別し、声にも反応するようになります。 また、小さい頃から躾を行うことでしっかりと環境に適合する点も魅力です。 寿命が長い イグアナは寿命が10~15年近くと、長生きすることも魅力の1つです。そのため一緒に長期間暮らすことができ、その分愛情も深くなるでしょう。 また、飼育環境や食べ物が整っていると20年近く生きることもあります。ちなみに最長で29年も生きたイグアナも報告されています。 大きな声で鳴かない イグアナは大きな声で鳴かないため、飼育がしやすい動物といえます。 もちろん鳴き声も動物を飼う魅力の1つですが、隣人への配慮を考えると困ってしまう場合もあります。 一方イグアナは大きな鳴き声を上げないため、周りの方の迷惑になりにくくペットを飼う不安材料が1つ減るでしょう。 匂いが苦手な方でも飼育しやすい イグアナには臭腺がなく汗をかくこともないため、キツイ臭いを出すことはありません。 そのため、動物の匂いが苦手な方であっても比較的飼いやすい動物と言えます。 しかし、当然ですが、食べ残しや糞尿によっての匂いは他の動物と同様に発するため、小まめな掃除は必須です。 イグアナを飼育するのに必要な準備は? イグアナを飼育する際は、当然ですが迎え入れるための準備も必要です。 そのため、事前に必要な道具を把握して、安心してイグアナをお迎えできるようにしましょう。ここでは、イグアナを飼育する際に準備するべきものを解説します。 ケージ・水槽 イグアナの飼育環境は、体長によって変える必要があります。体長が1メートル超の「アダルト」になると放し飼いをするケースもありますが、それ以下の体長の場合はケージや水槽が必要です。 最初は小さいサイズでも飼育できますが、成長した時のことを考えて120~150センチ程度の大きめのサイズの水槽がおすすめです。 また、イグアナは上から掴まれると驚いてストレスにも繋がるため、横から開くタイプのケージが理想と言えます。 止まり木 野生のイグアナは基本的に木の上で生活を行うため、飼育環境にも止まり木を設置してあげましょう。流木をしっかりと固定して、イグアナが移動できるように組み合わせて設置します。 そうすることで、木の上で動き回って遊べるようになり、ストレスなく生活ができるようになります。 水容器 イグアナは大量の水分を取り、水遊びもするため、水容器を設置しましょう。大きさはイグアナの体が入るくらいが目安です。 中には動いている水しか飲まないイグアナも存在するため、その場合はエアレーションを用いることをオススメします。水は糞が溜まって汚れやすいため、毎日交換することが大切です。 照明器具 イグアナの飼育には、紫外線を放てる照明器具は必須です。紫外線を浴びないと体内でビタミンを作ることができず、疾患の原因となります。 ケージ内には照明が当たる場所と当たらない場所それぞれを作り、日陰と照明の間を自由に移動できる空間にしましょう。 イグアナを飼育する際の注意点も確認しておこう イグアナには数多くの魅力がある一方で、飼育する際は様々な注意点もありますのでしっかり確認しておきましょう。 オス同士の多頭飼いはできない イグアナのオス同士は多頭買飼いができないため注意が必要です。オスのイグアナは縄張り意識が高い生き物であるため、多頭飼いすると喧嘩を始めてしまうのです。 そのため、もしイグアナを多頭飼いしたい場合はオスとメスの飼育にしましょう。 発情期のオスには注意が必要 イグアナは基本的に温厚で大人しい生き物ですが、発情期には注意が必要です。イグアナは発情期になると気性が荒くなり攻撃的になる傾向があります。 イグアナの爪や牙は非常に鋭く、攻撃されるとケガに繋がる場合もあるため、小さい子供との生活には向かない可能性があります。 温度・湿度の管理を徹底する必要がある イグアナは低温及び乾燥した環境では生活ができません。そのため1年中イグアナが過ごしやすい環境を提供する必要があります。 具体的には、昼は30度前後、夜は26~27度前後の気温が理想です。 また、湿度は60~80%程度にする必要があるため、乾燥する時期は加湿器などの設備は必須となるでしょう。 まとめ イグアナを飼う魅力や準備、飼育の注意点等を解説しました。イグアナという動物を飼育するイメージが湧かない人も多いですが、イグアナには他の動物にはない様々な魅力が存在します。 しかし、準備するべきものが多く飼育の注意点も存在するため、迎え入れる前に必ず確認することが大切です。 見た目の迫力があるにもかかわらず、温厚で賢い性格のイグアナをぜひ飼育してみてはいかがでしょうか? Read More 知る・学ぶ 2023-04-28 早く見つけたい! ペットが失踪したときにやるべきことは? ペットが行方不明になった!心配でたまりませんよね。そんなときにはどうするべきでしょうか。 家を出てしまったペットを探す方法を知っておけば、すぐに対処できます。できるだけ早く見つけてあげられるよう、いざというときにするべきことをご紹介します。 もしもペットがいなくなったら? すぐにするべき飼い主の行動 ペットの失踪に気づいたら、すぐに行動をはじめましょう。心配でたまらなくても、まずは深呼吸して落ち着いてくださいね。 1.近所を探す ペットの種類にもよりますが、それほど遠くまで行っていないことがあります。そのような場合は近所で見つかる可能性があるため、最初は家の近所を探します。 ご近所付き合いがあればペットが失踪したことを話しておきましょう。ペットの種類、外見の特徴、名前を伝えます。見かけたり保護してくれたりした場合にそなえ、連絡先も教えておくとよいでしょう。 もし可能であれば捜索用のポスターを作り、人目につく場所へ貼らせてもらいましょう。貼ってよい場所を自治体に確認しておくと安心です。 自治体によっては失踪したペットを探すためのポスターを無料で作成できることもあります。貼ってよい場所の確認とともに、そのような制度があるか確認しましょう。 ただ、ポスターに「報酬あります」と記載するのは避けたほうが賢明です。金銭が絡むとトラブルになりやすいためです。お礼をしたいのなら、見つけてもらったときに報酬についてお話しすることをおすすめします。 2.警察へ連絡して遺失物届を出す 警察に連絡し、遺失物届を出します。ペットを保護した人が警察に連れて行ってくれている可能性があるためです。遺失物届を出しておけば、該当するペットが警察で保護された場合に教えてもらえます。 遺失物届を出すときには、できればペットの写真も持って行きましょう。 3.動物に関わる窓口すべてに連絡する 失踪したペットの情報は警察以外にも集まることがあります。警察に遺失物届を出すのと同時に、以下の場所にも連絡してください。 ・自治体の動物保護センター・動物愛護センター 各自治体には動物保護センター(または動物愛護センター)が設置されています。保護されたペットが行く可能性が高い保健所や民間の動物愛護団体と連携しているため、情報が集まりやすい場所です。 ・保健所 飼い主不明の動物が保護されています。迷子届が出せますので、必ず出しておきましょう。 ・区役所・市役所・清掃局 ペットが事故に遭っていた場合、役所と清掃局が対応するケースが多いため、万一のことを考えて連絡しておきましょう。 ・動物病院・動物愛護団体 迷子のペットを保護した人が連れて行ってくれていることがあります。もしも見つけてくれた人がいたら心からお礼をお伝えしたいですね。 マイクロチップを装着しているペットなら、動物病院や動物保護センターで飼い主の情報が確認できます。連絡が来る可能性が高くなりますよ。 4.ペット探偵に依頼する お金がかかりますが、ペット捜索を得意にしているペット探偵に依頼するのもひとつの方法です。料金は業者によって異なります。 迷子のペットを保護したら? 可能なら協力しよう もしもあなたが迷子のペットを保護して「お家に帰してあげたい」と思ったのなら、できる範囲で協力してあげてください。そのときには次の手順がおすすめです。 1.保護するときに注意すること 迷子になったペットは、不安や恐怖で神経質になっていることが少なくありません。普段は穏やかで人懐こい性格でも、緊張して攻撃的になっていたり、人間の接触を嫌がって逃走したりする可能性があります。 場合によっては保護するときに攻撃されることが考えられるため、近寄るときには十分に注意してください。自分では難しいと感じたのなら、保健所や動物愛護団体などに連絡するのもよい方法です。 2.情報を確認する 保護したペットは飼い主の情報を身につけているケースがあります。首輪をしている犬や猫なら、そのなかに飼い主の連絡先が書いてあるかもしれません。もし書いてあればぜひ連絡してあげてください。 首輪のほか、脚輪、耳標、タトゥーなど、何らかの情報が分かるものを身につけていることもあります。飼い主の情報が書かれていなくても、該当の動物協会に登録されている可能性が考えられます。可能であれば協会を調べ、連絡してみてください。 3.マイクロチップがあれば動物病院で確認を 令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップから迎えた飼い犬・飼い猫にはマイクロチップの装着が義務付けられています。マイクロチップには飼い主の情報も登録されているため、連絡が容易になります。 保護したペットが犬や猫ならマイクロチップを装着しているかもしれません。動物病院や動物保護センターで確認してみてください。 4.情報がなければ各窓口へ連絡を 飼い主の情報が分かるものが何もなければ、対応する各窓口へ連絡しましょう。自治体の動物保護センター、動物愛護センター、保健所などが該当します。 なぜ家を出たの? 考えられる原因とは 「家のドアや窓を開けっぱなしにしておいたから」「犬の散歩中に首輪が抜けてしまった」など、ペットが失踪してしまう原因は複数考えられます。そういった物理的な原因が多いのですが、なかには「試し行為」というものもあるそうです。 ペットも愛情を確認したい? 「試し行為」で失踪することも 試し行為というと、小さな子どもが親の愛情を確認したくてわがままな行動をするようなことを想像しますよね。じつは一部の動物にもあるというのですから驚きです。 とくに理由もなく怒りだした様子を見せたり、楽しく一緒に遊んでいたのに突然おもちゃを投げ捨てたり…など、普段とは違う行動をして飼い主の対応を観察するのであれば、試し行為である可能性が高いと考えられます。 試し行為のなかには「家から出て行ってしまう」というものもあるとのこと。追いかけてきてくれる?探してくれる?と思いながら外へ出る姿を想像すると、いじらしくてたまらなくなりますね。 とはいえ、それで失踪されては大変です。ペットによっては帰り道が分からなくなり、本当に迷子になってしまう場合もあります。早く見つけて思い切り抱き締めてあげましょう。 「何かに夢中になってついうっかり」という場合も 好奇心旺盛なペットなら、家の外にあるものや通りがかる生き物に興味を示すことでしょう。ペットの失踪に好奇心の強さも関係する場合が少なくありません。 見かけた生き物や車などに興味を示し、ついつい追いかけて、気づけばうっかり家から遠くまで…ということもあるそうです。そして帰り道が分からず、迷子になってしまうわけですね。 できれば家の敷地内から出られない対策をして、迷子になるのを防いであげましょう。 失踪に気づいたらすぐ行動を! 早く見つけてあげよう ペットが失踪した場合、スピーディーな行動が必要です。近所の捜索をはじめ、連絡できる窓口にはすべてアクセスし、可能な限り早く見つけてあげましょう。 不必要に家から出ないようにしたり、万一失踪してしまったときのために連絡先が分かるものを身につけさせたりなどの対策も効果的です。大切なペットを迷子にしないよう、できる範囲で対策していきましょう。 Read More 知る・学ぶ 2022-05-31 命を落とす危険も? 犬が飲んではいけない飲み物 愛犬に与える飲み物は、主に水道水やペット専用ミネラルウォーターなどを選ぶことになりますが、反対に犬が口にするのはNGな飲み物にはどんなものがあるのかご存知でしょうか? いくら人間が飲んでおいしいと感じても、犬が誤飲してしまうと深刻な健康被害を及ぼす危険もありますので、しっかりと認識しておくことがペットの命を守ることにもつながります。 そこで今回は、犬が飲んではいけない飲み物について解説いたします。 犬に与えるのはNGな飲み物 牛乳 牛乳(人用)は、大さじ1杯を倍以上の水で薄めたごく少量のものであれば絶対に与えてはいけないという飲み物ではありませんが、なるべく避けるべきでしょう。 犬は人用の牛乳に含まれている乳糖という成分を上手く消化することができず、お腹を下す恐れがあります。 特に成犬になると乳糖などを分解させる働きがある体内の「ラクターゼ」という成分が少なくなりますので、「乳糖不耐症」という状態に陥り下痢を引き起こす原因となります。 そのため、愛犬にミルクを与えるならばペットショップなどで販売されている「ペット用の牛乳」を購入しましょう。こちらは犬に合わせて成分が調合されたものになりますので口にしても安全です。 カフェイン入り飲料 コーヒーをはじめ、紅茶、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などのカフェインが含まれているお茶類を犬に与えるのは危険です。 人間がカフェインを摂取すると集中力を上げる効果などが期待できますが、犬が飲むと作用を受けやすくカフェイン中毒を起こす恐れがあります。下痢や嘔吐、痙攣や不整脈などを起こす原因にもなり、最悪の場合は命を落とす危険があるので注意しましょう。 カフェイン入り飲料は少量口にした程度ではすぐに症状が出るわけではありませんが、日常的に与えることは避けてください。 また、お茶にはミネラルの吸収を妨げる「タンニン」も含まれています。 アルコール アルコールは犬に与えてはいけない飲み物の代表といわれるほど、口にしてしまうと大変危険な飲み物です。 人間はお酒を飲むと肝臓でアルコールを分解し酔いがさめていきますが、犬はアルコールを分解する機能を持たないためお酒を誤飲すると急性アルコール中毒などになり、嘔吐や下痢、呼吸困難などのほか最悪の場合は命を落とす危険があります。 焼酎やウイスキーなどアルコール度数が高いお酒は少量でも大変危険ですので、犬が舐めたりしないようにしっかり管理してください。 ジュース 野菜ジュースは糖分と塩分、果実ジュースには糖分が多く含まれているため犬に与えるのは避けてください。肥満や糖尿病の原因となります。 また、野菜ジュースには犬に深刻な健康被害を及ぼす恐れがある玉ねぎの成分が含まれていることがあり、誤飲すると赤血球が破壊される「玉ねぎ中毒」を引き起こす危険があります。 そして、コーラやラムネなども糖分や添加物が多く含まれており、特にコーラはカフェインも含まれていますので犬には与えないでください。 ココア ココアの原料となるカカオには「テオブロミン」という成分が含まれており、チョコレートと同様に犬に与えるのは危険です。 人間にとっては特に害のない成分ですが、犬は体内で素早く処理することができないため誤飲すると中毒症状を引き起こし、嘔吐や下痢、痙攣などのほか最悪の場合は命を落とす危険があるので十分注意してください。 ココアを誤って舐めたり飲んだりすることがないように管理するほか、アイスやお菓子にもココアパウダーを含むことがありますので気をつけましょう。 味噌汁・スープ 味噌汁は塩分が多く含まれているため、犬に飲ませてしまうと高血圧になりやすく心臓にも負担がかかるので与えないようにしましょう。 また、そのほかにはラーメンの汁やうどんのスープも味噌汁と同様に注意が必要です。 ちなみに、ひと昔前は味噌汁をご飯にかけて犬に与える飼い主さんも多くいらっしゃいましたが、上記の原因で犬の寿命が短くなるという認識が広まり今ではほとんど見られなくなりました。 このほかにも、洗剤や漂白剤などが有害なのはもちろんですが、例えば水たまりの水やプールの水、海水などは犬にとっても危険ですので、水遊びなどでおでかけの際に誤って飲んでしまわないよう十分に注意してください。 ミネラルウォーターも注意が必要? ミネラルウォーターは犬への健康に良いと考える方も多くいらっしゃいますが、実は与えるには注意が必要な飲み物の一つです。 硬水のミネラルウォーターの場合はカルシウムやマグネシウムといったミネラル分を多く含んでおり、犬がマグネシウムを過剰に摂取してしまうと上手く消化できず下痢や尿路結石を起こす原因につながります。 軟水であればこうしたリスクも下がりますが、購入する際はよくチェックしてからにしましょう。 また、最近では「ペット専用ミネラルウォーター」といった商品も販売されているのでそちらを選ぶことをオススメします。 そして、夏の暑い時期に重宝するスポーツドリンクも犬用のものが販売されています。人間用のものでは糖分や塩分が多いため、犬用のドリンクを選ぶようにしましょう。 犬に与えてもOKな飲み物 犬に与えても問題ない飲み物としては、主に以下の4種が挙げられます。危険な飲み物は避け、安全な飲み物を選ぶようにしましょう。 水道水・炭酸水 水道水は既に多くの方が犬に与えている飲み物ですが、厳しい水質検査によって余計な成分が取り除かれているため、高い品質を保持していることから犬に毎日与える飲み物として優れています。 ただし、一部地域によっては水の硬度が高い場合がありますので注意しましょう。 水道水の塩素が気になるという方は一度沸騰させたり浄水器を通したりすることで、より安心して与えることができます。 また、糖分が含まれていない炭酸水であれば犬に与えても問題ありませんが、無理に与える必要はありません。 麦茶 麦茶は紅茶、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などとは異なりカフェインやタンニンが含まれていないため、犬にも飲ませることができます。 また、そのほかにはそば茶や黒豆茶、ルイボスティーやたんぽぽ茶、コーン茶なども飲用可能ですが、そば茶などはアレルギー反応を起こすことがありますので注意してください。 豆乳 ペットフードの原材料として使用されている豆乳も、犬に与えて基本的には問題ない飲み物です。 特に夏の暑さで犬の食欲が落ちているときなどは、ドライフードに豆乳をかけてあげると甘い匂いに刺激されて食欲が増すことがあります。 また、豆乳はたんぱく質を多く含むことから犬の毛並みを美しくする効果が期待でき、健康的な体づくりにおすすめです。 ただし、犬によっては下痢などを起こす恐れがありますので、一度に大量に与えず様子を見て少しずつあげるようにしましょう。 万が一誤飲してしまったときは病院へ! 犬が飲んではいけない飲み物についてご紹介しました。 犬にとって危険な飲み物を故意に与えないのは当然ですが、誤って飲んだり舐めたりしてしまった場合は、すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。 また、診察時は慌てずに、何の飲み物をいつどのくらい誤飲してしまったのかなるべく詳しく伝えられるとスムーズです。 例え少量であっても時間が経ってから症状が出るケースもありますので、万が一誤飲してしまったときはできるだけ早めに連れて行くよう心がけてください。 Read More 知る・学ぶ 2021-12-27 ニワトリを室内で飼うときの注意点とは? 人間と動物の関係を語るうえで欠かせない動物の一つ、ニワトリ。食を支える家畜として5000年以上もの歴史を持ち、今現在も世界中で飼育されている動物です。 そんなニワトリが最近、ペットアニマルとしても人気を集めているのをご存知でしょうか? すでにテレビや動画サイトで室内飼いされている人懐っこいニワトリを見て、「ニワトリを飼ってみたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。 その反面、「家畜を室内飼いするのは難しいのでは?」と迷う気持ちもどこかにあることでしょう。 この点、結論から言ってしまうと、ニワトリはとても良く人に懐きますが、動物慣れしていない方が飼うにはハードルが高いと思われる点がたくさんあるため、初心者向きではありません。 つまり、ニワトリを室内飼いするのであれば、「それなりの覚悟」が必要になるということ。 そこで今回は、ニワトリを室内飼いするときの注意点やニワトリの習性・性格、飼育に適した品種についてご紹介します。 ニワトリの習性・性格 ヒヨコから成長したニワトリは、ヒヨコ時代のかわいらしさからは想像もできないほど強気な性格になります。もちろん個体によりますが、ニワトリは非常に好戦的な動物であることに間違いなく、それはオス同士を戦わせる闘鶏(とうけい)が存在していることからも明らかです。 こう言うと「それだったらペットにしても懐かないのでは?」との声が聞こえてきそうですが、安心してください。人の存在に慣れ、「危険じゃない」とわかれば自然と寄り添ってくれるのです。 また、ニワトリは賢い動物でもあり、愛情をこめてしっかりお世話してあげればちゃんと理解してくれます。 ただし、ニワトリのあの「コケコッコー!」という鳴き声には参ってしまうかもしれません。大きな声で鳴くのはオスなので、都市部の集合住宅で室内飼いをする場合はメスを選びましょう。 また、ニワトリは鋭い爪で邪魔とみなしたものを蹴散らす習性があります。 蹴られると飼い主さんが怪我してしまうので、食事中にちょっかいを出したり、むやみやたらに羽を触ろうとしたりして、ストレスをかけないように注意してください。 そして、ニワトリの社会には序列があります。複数羽飼うと序列ができていじめが起き、仲間を傷つけてしまうこともあるため、最初のうちは一羽だけにとどめておいた方が良いでしょう。 トレイを覚えない? ニワトリを室内飼いするときの注意点 ニワトリは、ヒヨコの頃から育てることで人に懐き、歩く人の後ろをついてきたり、肩に乗ったりするようになります。「ニワトリがここまでかわいいとは思わなかった!」と語る飼い主さんが多いのも頷けますね。 しかし、ただ「かわいい」という理由だけで室内飼いを始めてしてしまうと、後々さまざまな問題に悩まされる可能性があります。 したがって、ニワトリの室内飼いを検討している方は、次のような点に注意しましょう。 糞はなるべく早く、こまめに掃除する ペットを飼う上でトイレ問題は重要な課題です。ニワトリはトイレのしつけができないため、どこでも糞をします。室内で放し飼いにすると、大切にしている物まで汚されてしまうことが多々あるので、ケージから出して遊ばせるときはニワトリから目を離さないようにしましょう。 また、ニワトリは「盲腸便」という水分を多く含む泥状の糞をしますが、これが非常に強い臭いを伴います。この糞をしたらすぐに除去し、ペット用の消臭グッズでニオイ対策をしてください。ケージ内にした糞もこまめに掃除しましょう。 飼う性別を選んで鳴き声対策をする 「コケコッコー」という大きな鳴き声はニワトリの特徴ですが、これはオスだけの鳴き声です。ニワトリが鳴くのは朝方、しかも、かなり早い時間なので、近所と騒音トラブルになることがあります。 メスはほとんど大きな声で鳴くことはないので、都市部の集合住宅にお住まいの場合はメスを選びましょう。ただし、メスも産卵前後に大きな鳴き声を出すことがあるので、メスだからといって必ずしも安心とは言い切れません。 部屋をこまめに掃除する ニワトリは砂浴びや羽繕いをしますが、これらの行動で部屋は汚れます。 しかし、ニワトリにとって大切な習性なので、ケージをある程度汚れても構わない場所に置く、深さのあるケースに砂浴び場を作るなどして汚れ対策を行ってください。 砂はペットショップで販売しているもみ殻や藁でも代用できますよ! なお、ニワトリに砂浴びをやめさせることはできません。体をきれいに保つための習性なので、この点は理解しましょう。 自治体への届出を忘れないように! ニワトリのような家畜を飼育する場合は家畜伝染病予防法に基づき、各自治体に飼育することを届け出なければなりません。 申請内容は飼育者の氏名や住所、飼育場所、羽数など簡単な事項なので、面倒がらずに行いましょう。 ニワトリを飼育する旨をお住まいの区役所や市役所に伝えれば、手続きの手順を教えてくれます。 ニワトリの体調不良を見逃さない! 鳥類にはどうしても鳥インフルエンザの問題がつきまといます。 室内飼いで外部の動物との接触がない限りそこまで心配はありませんが、元気がない、下痢、息苦しそうにしている、まだ若いのに卵を産まなくなる、といった症状が現れた場合はなるべく早くニワトリを診察できる動物病院へ連れていきましょう。 このような症状が出ているからといって鳥インフルエンザであるとは限りませんが、一般家庭で家畜を飼う場合には「念には念を」の心がけが大切です。 また、普段から外部の動物(特に鳥類)と接触させないように注意することも忘れないでください。 ニワトリを飼うメリット ニワトリの室内飼いはそう簡単ではありませんが、次のようなメリットもあります。 飼い主さんに懐く ペットを飼うならやはり懐いてもらいたいもの。 その点、ニワトリは愛情を注いで育てると懐いてくれます。後をついて歩いたり、肩に乗ったり、甘えた声で鳴いたり、とてもかわいらしい仕草を見せてくれます。 産みたての卵が食べられる メスはオスがいなくても卵を産みます。1日1個程度ですが、ペットが卵を産みその温かさを実感できる感動、そして産みたてを食べることは貴重な体験になります。 食材の切れ端や生ゴミ、食べ残しを食べてくれる ニワトリは雑食性なので人間が食べるものもほとんど食べられます。そのため、調理や食事で出た食材カスや食べ残しも食べてくれます。 ただし、ニワトリにとって有害な食材もあるので、何でも与えて良いわけではありません。 ペットにおすすめのニワトリの品種 200以上もの品種があるといわれているニワトリのなかでも、アローカナやボリスブラウンは優しい性格で飼いやすいようです。また、どちらも美味しい卵を産みますが、アローカナは青みがかった神秘的な色の卵を産むことで知られています。 少々変わった品種であれば烏骨鶏(うこっけい)もおすすめです。神経質な面もありますが、信頼している人にはよく懐く賢い品種。ふさふさの毛がチャームポイントですが、最大の特徴は黒い肌でしょう。最初はびっくりするかもしれませんが、これは生まれつきなのでご心配なく。 まとめ ニワトリを室内飼いするときの注意点やニワトリの習性・性格、飼育に適した品種についてご紹介しました。 ニワトリは人に懐き、とても可愛い仕草を見せてくれますが、室内で飼育する際はニワトリの特徴を十分理解し、環境をしっかり整えてあげる必要があります。 また、2歳半を過ぎると段々と卵を産まなくなってきますが、飼い主さんは引き続き愛情を注いで最後まで面倒をみてあげてくださいね。 Read More 知る・学ぶ 2020-04-22 災害時に大切なペットのためにできること もしも災害が起こったときなどの緊急時には、慌てずに行動できるように日頃から対策についてよく話し合っておく必要があります。さらに、飼い主としてペットを守るためにどのようなことを心がけておけばよいかご存知でしょうか? 今回は、災害時に大切なペットのためにできることについてご紹介します。 災害時にはペットとの「同行避難」が鉄則! 災害時には、「飼い主とペットは同行避難する」が基本です。過去の災害ではこのような同行避難の意識が浸透しておらず、ペットを置いてきたり、離れ離れになってしまう事例が多数ありました。 一度離れ離れになったペットを捜索・保護するには時間も労力も必要な上、そのあいだに動物が衰弱・死亡する危険もあります。そのためペットと離れている時に被災した場合は、自分の安全を確保しつつ、もしも可能な場合は家まで戻ってペットと避難するようにしましょう。ただし、危険を冒す恐れがあるときは決して無理をしてはいけません。 また、万が一離れ離れになってしまった時のために、日頃からの備えが大切です。周囲に情報を求めるためのペットの写真の用意や、連絡先を記入した首輪や名札の装着、身元証明のためのマイクロチップの埋め込みなど、できることは全てやっておくと安心ですよ。 周囲への配慮を! 避難先での注意点を確認しよう 災害時にペットと一時的に避難所などへ行く際にも、気をつけるべきことがたくさんありますので確認しておきましょう。 他の避難者への配慮を心がける 飼い主にとってペットが大事な家族であっても、一時的に共同生活を送る他の避難者の中には動物アレルギーの方や動物が苦手な方もいます。そのため、「放し飼いされていて怖い」、「鳴き声がうるさい」、「ノミが発生して困る」などのトラブルを防ぐためにも日頃のしつけや健康管理が重要です。また、避難所にペットスペースがあれば必ずそこを利用し、他の避難者への配慮を心がけましょう。 ペットの健康に気をつける 災害時などの非日常でストレスを感じるのは人間だけではありません。避難生活はペットにとっても大きなストレスになります。少しでもペット自身のストレスを軽減させるためにも、キャリーケースに入る練習や決められた場所に排泄できるようなしつけを普段から行なって慣らしておきましょう。また、ストレスによる免疫低下の可能性もあるので、予防接種や害虫駆除などの健康・衛生管理にも日頃から気をつけておく必要があります。さらに車を利用して避難する時は熱中症にも注意してくださいね。 日頃からしっかりと防災の準備をしておこう! 災害時のペットの迷子対策や日頃のしつけ・健康管理のほかにも、普段からペット用の防災の備えを用意しておくことが大切です。 耐震対策や避難経路などを確認しておく 大きな地震などの災害に備えて、家具の固定などの耐震対策はもちろん、普段ペットが過ごしている場所にも危険がないか見ておきましょう。屋外の場合は、例えば犬小屋周辺の破損しそうなブロック塀、窓ガラス、物置なども要注意です。また、逃げる道に危ない所はないか、どの道を使って逃げるのか、人も動物も安全に通行できる避難所までのルートを家族で確認しておきましょう。 ペット用の持ち出し袋を用意しておく ペットも人間と同じように、数日分の食料や飲料、薬、予備の首輪などの防災グッズを集めたペット用の持ち出し袋を用意しておくと、非常時にも慌てずに避難できます。特にペットの命や健康にかかわる物などは優先順位をつけて荷造りし、いつでも取り出しやすい場所に保管しておきましょう。 まとめ 災害時に大切なペットのためにできることについてご紹介しました。今回ご紹介したポイント以外にも、犬や猫にかかわらず、自分のペットは避難先に受け入れてもらえるのか、あらかじめ住んでいる地域の自治体に確認をとっておくことも重要です。いつどこで起こるか分からない災害時でも、ペットの安全を確保できるかどうかは飼い主の日頃の行動にかかっていますのでしっかりと準備をしておきましょう。 Recommend Category 楽しむ 動物やペットと一緒に楽しめるような、お役立ち情報やアイデアや、場所やイベントまでご紹介します。 このカテゴリの記事を見る 暮らし 動物と暮らすために必要知識を中心に、初めて動物を飼う人から長年ペットを飼っていた人にまで、ためになる情報をご紹介しています。 このカテゴリの記事を見る 美容・健康 ペットの病気や、怪我などの健康にかんする情報や、毛並みなど美容に関する情報まで幅広くご紹介します。 このカテゴリの記事を見る 知る・学ぶ 今まで知らなかった、動物のタメになる情報から、明日の話題に出来るような雑学や豆知識などをご紹介しています。 このカテゴリの記事を見る アニラボについて 公式フェイスブック © 2024 animal lab

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