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独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(別ウィンドウで開きます) 本文へ ウェブアクセシビリティについて サイトマップ 文字サイズ変更 背景色変更 toggle navigation メニュー閉じる 背景色変更 ホーム モデル事例 合理的配慮事例 各種資料 お問い合わせ ウェブアクセシビリティについて サイトマップ 閉じる ホーム モデル事例 合理的配慮事例 各種資料 お問い合わせ 障害のある社員の自立を目指した支援を、 共に生活をしながら行い、雇用継続を実現 2023年度掲載 事業所名株式会社吉川油脂 (法人番号: 1060001020841) 業種サービス業 所在地栃木県佐野市 事業内容廃食用油回収・リサイクル及び販売 従業員数147名(吉川油脂140名、有限会社佇(たたずまい)7名) ※詳細は本文参照 うち障害者数16名(吉川油脂12名、佇社4名)   障害 人数 従事業務 知的障害 16名 工場内作業・寮清掃・調理補助 その他障害者職業生活相談員 本事例の対象となる障害 知的障害 目次 事業所の概要、障害者雇用の経緯 障害者の従事業務と職場配置 取組の内容と効果 今後の展望と課題 本社事務所外観 1. 事業所の概要、障害者雇用の経緯 (1)事業所の概要 株式会社吉川油脂(以下「当社」という。)は昭和50(1975)年の設立で、食用油脂(廃食用油)回収・リサイクル・規格原料製造が主要事業である。拠点は栃木県佐野市に本社(本社工場含む)、埼玉県・福島県・長野県(2か所)・茨城県に営業所・工場がある。障害のある社員は本社(本社工場含む)に勤務しており、本社には障害のある社員を含め80名が勤務している。   (2)障害者雇用の経緯 当社現社長の吉川千福(以下「社長」という。)は、先代から引き継いだ会社を、「お客様・社員・社会に必要とされ続ける会社を目指します」という企業理念の下、多様な人材の活用に取り組んでおり、障害者雇用についても44年ほど前から、取り組んでいる。 障害のある社員のなかには「親御さんがいない」などの事情により、生活支援も必要とする方々が多いため、本社内の社員寮(以下「寮」という。)にて一緒に生活している。そして、寮入居者には、自立に向けた支援を当社で行い、就業継続につなげている。平成18(2006)年には寮入居者への生活支援拡充のためのグループ会社として有限会社佇(たたずまい)(以下「佇社」という。)を設立し、就労環境だけでなく生活面のサポートにも力を入れてきた。また、佇社でも障害のある社員を雇用するなど、雇用拡大に取り組んできた。 本稿では、当社におけるこれまでの障害者雇用の取組について、佇社も含めて紹介するものである。 当社が最初に雇用したのは44年前の知的障害のある社員であり、その後も継続的に受け入れを行い、現在16名の知的障害のある社員が働いている(12名が当社、4名が佇社の社員)。 障害のある社員の募集・採用、入社や定着にあたっては、特別支援学校・ハローワーク・栃木障害者職業センター(以下「職業センター」という。)などの関係機関と密に連携しながら進めてきた。 また、障害者が地域で共生していくための社会貢献活動として、地域で行うゴミ拾いなどの活動にも取り組んでいる。 2. 障害者の従事業務と職場配置 当社の12名は本社工場のリサイクル事業部門に勤務し、佇社の4名は寮に勤務して寮入居者の生活支援などの仕事をしている。それぞれの具体的な業務などは以下のとおりである。 (1)リサイクル事業部門では、油脂の選別・原料投入・容器洗浄・油脂加工に従事している。  (2)佇社では、食事提供補助・洗濯補助・室内清掃・敷地内美化などに従事している。 3. 取組の内容と効果 (1)取組の内容 ア 募集・採用 前述のように特別支援学校・ハローワーク・職業センターなどと連携しながら進めている。応募者のなかには、親御さんがいないことなどにより、生活支援の必要な方々の受け入れ依頼もあるが、必要に応じて各機関と連携した募集・採用活動を行っている。 また、採用に際しては職場実習(以下「実習」という。)を重視しており、特別支援学校在校生の実習を積極的に受け入れ、それを契機に採用した社員もいる。   イ 担当業務と配置、業務指導 障害者雇用を始めた当初、障害のある社員は、主に様々な地域の廃食用油を回収するドライバーの補助役として、一緒に同行していた。これは、先代の「障害者一人では大きな力にならないが、一緒に働くことで、その力が何倍にもなる」という考えからである。同行している障害のある社員の中には、知的障害があるものの、回収ルートや回収先の細かな情報を覚えることが得意な社員も多く、担当のドライバーが休んで別のドライバーが交代した時には、ナビ役として非常に優秀であり、社内の評価も高かった。 その後、担当業務を徐々に拡げる取組を行い、現在は同行以外にも、工場内での複数の業務を担当している。工場内の作業では、原則として障害のない社員とチームで作業するようにしており、丁寧に仕事を教えられる体制を取っている。 障害のある社員への作業の割り当てや配置を考える際には、各人の個性や強み・弱みを考慮している。油脂の選別作業では、同じことをコツコツと行うことが得意な社員を担当とし、時間をかけて作業内容を指導し、経験を重ねることで、油の入った缶を持つだけで、油以外の水や異物が入っていることが分かるまでになった。また、選別だけでなく小さな容器から油を出す作業や紙に包まれた固形油脂を取り出す作業も着実に処理できるようになった。これらは、コツコツと行うことができるという本人の強みが実を結んだものと考えている。 同じ作業でもきちんと行うことができるという強みは、佇社の社員の調理補助や清掃でも発揮されている。味付けや状況をみて判断するということは難しいが、野菜の下ごしらえなどは非常に丁寧に行うことができる点や、清掃についても、毎日丁寧に教えることで、決められた手順や方法に従って教えられたことはきちんとできるようになっていった。 なお、配置を考える上では、障害のある社員間の関係性にも考慮するようにしている。   ウ 定着に向けた様々な取組 新卒採用では、様々な理由から、親御さんから離れて児童施設や寄宿舎で学校生活を送ってきた方が入社する場合があり、就業場面以外の生活面での支援・フォローが必要な場合がある。その際には、ハローワーク、職業センターだけでなく、児童相談所や特別支援学校からのフォローも得て、無事に継続勤務ができている方もいる。 就業場面では、社内には障害者職業生活相談員を2名配置し、業務指導のみならず職業生活全般における相談を実施している。また、社内の情報共有などが重要と考えており、企業向けビジネスチャットツール「LINE WORKS」(ラインワークス)を活用して、指導・支援に携わる者と管理者とが情報共有とコミュニケーションを密に図っている。   エ 寮における取組  寮についても様々な取組を行っている。本社及び本社工場は立地条件から公共交通機関による通勤は難しく、また、障害のある社員のなかには親御さんのもとからの通勤が難しい方もあることから、障害のある社員は全員が寮に入っている。そのため寮には世話人を配置し、日々の相談や体調が悪くなったときなどに適切な支援につなげられるようにしている。また、毎週金曜日の18:00からミーティングをする時間を設けて1週間の振り返りを行っており、職場や日常の生活態度など自ら振り返り反省すべき点など皆で話し合いをする機会をもつことで、寮で共同生活する者同士の交流と情報共有を図っている。  寮では、さまざまな背景を持つ者が生活しているため、長期休暇の際に実家に帰ることができる者とできない者がおり、両者の間に溝ができることもあった。そのため、里帰りできない者に対しては旅行に行く機会を設けるなどしたほか、全員に対して週末には買い物や食事会などの行事・余暇活動を設定するなど積極的に取り組み、入居者間の関係性や働く意欲の向上を図っている。   (2)取組の効果 採用が決定した際には、ハローワークをはじめとする様々な支援機関と連携し、支援を得ることで 当社も障害のある社員も一歩ずつ進むことができた。 職場と生活をする寮が同じ敷地内にあることから、職場と生活空間との区別がきちんと明確になることへの配慮や余暇の充実をすることで、障害のある社員同士の関係性もよくなった。 また地域社会への貢献として清掃活動などを続けることで地域社会に障害のある社員が受け入れられるようになった。 4. 今後の展望と課題 16名の障害のある社員がいることで、周りの社員だけではなく、会社全体に良い影響を与えていると当社では考えている。しかし、「障害者と共に働く」ということが本社以外の営業所・工場では具体的に実感できにくいため、会社全体での理解を深めることが大切だと考えている。そのため、すべての部署のリーダーを集めて、定期的に社長が障害者雇用の方針や理解促進のメッセージを社員に発信することで社内への障害者雇用の理解を進めているほか、全社員に対して障害者雇用への理解促進のため、知的障害者の特性や必要な支援についての勉強会を実施している。 また、令和4(2022)年8月に子会社として株式会社Green Sustainable Agriculture(グリーン サステナブル アグリカルチャー)(以下「GSA社」という。)を立ち上げ、使用済みの食用油(廃食用油)を活用したミニトマトの温室水耕栽培の取組を始めた。これは、廃食用油からバイオ燃料を精製し、温室のボイラー燃料として活用することで、二酸化炭素(CO2)排出量が実質ゼロとなる環境に優しい農業である。当社ではGSA社には二つの役割を期待して設立した。一つ目は廃食用油のリサイクルを通じて廃食用油がどう生まれ変わったかを社会の人々に分かっていただくために、そして、二つ目は社員の状況や希望に応じた働く場を作るためである。当社は60歳が定年で(令和4年度時点)、定年後も社員の希望に応じて雇用継続しているが、ドライバーや工場での作業だと体力的にきつくなった社員がいる。障害のある社員も含め、定年後に、体力面の不安や健康上の理由などから当社(吉川油脂)では働くことが難しくても、「働きたい」と思う社員に働ける場を提供したいという当社の思いからである。ミニトマトの世話や収穫、商品のパッキングなどの作業を行うことで、リサイクルループの一員を担っていることを感じて欲しいと思っている。今後販路が拡大してくれば、GSA社での障害者雇用も必要に応じて考えていきたい。 今後も、様々な支援機関との関わりを大事にしながら、一人でも多くの障害者の方に雇用の機会を提供したいと思う。  当社の考えるリサイクルループ 執筆者:株式会社吉川油脂 総務部 大室明日香 前ページへ アンケートのお願い 皆さまのお役に立てるホームページにしたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いします。なお、事例掲載企業、執筆者等へのお問い合わせや、事例掲載企業の採用情報に関するご質問をいただいても回答できませんので、あらかじめご了承ください。※アンケートページは、外部サービスとしてユミルリンク株式会社提供のCuenote(R)を使用しております。 アンケートに答える(別ウィンドウで開きます) サイトポリシー プライバシーポリシー 独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構(別ウィンドウで開きます) Copyright (c) Japan Organization for Employment of the Elderly, Persons with Disabilities and Job Seekers. All Rights Reserved.

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