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日本大学工学部サイトへ 大学院進学か就職か、キャリア選択に悩む学部生の方も多いことでしょう。専門的な職種に就く可能性を広げる大学院進学。輝ける未来の姿を目指して大学院を選んだ先輩の、今を紹介します。 01:大学院修了生クローズアップ 02:就職内定者が語る!大学院の魅力 03:大学院進学のメリット 04:大学院の支援制度 05:ロハス・トップエンジニアを養成するカリキュラム 大学院修了生クローズアップ 苦手を克服するために大学院へ進学 もともと有機化学に興味があり、生命応用化学科に進んだのですが、学んでいくうちに化学の研究に関連した仕事に就きたいと考え、大学院進学を決めました。また、人前で話すことが苦手だったことも理由の一つです。大学院では学会発表など人前で話すことが多くなるので、荒療治的に経験を積むことで克服できるのではと考えました。裏を返せば、研究を通して多くの人と交流できるということ。それも大学院ならではの魅力だと思います。 研究の醍醐味と達成感を味わえることが大学院の魅力 学部生の時とは違い、どのように研究を進めていくかは自分で考えたり、論文を調べたりしなければなりません。それまでの自分にはない積極性が自然に身につくことは、大学院で学ぶメリットと言えます。新しいものを自分でデザインし合成する楽しさは、研究の醍醐味であり魅力に感じました。想定したとおりに結果が出ない時もありましたが、改善点を見つけ試行錯誤しながら実験を進めていくことによって、完成した時に得られる達成感は格別でした。 医療に役立つ遺伝子の研究が海外で認められる 所属していたナノバイオ研究室では、バイオとナノテクノロジーを融合させ、個人の遺伝子情報に基づき、薬物代謝酵素の遺伝子の違いを調べるとともに、遺伝子診断装置、診断チップ、診断キット等の開発研究に力を入れています。お酒が強い人や弱い人がいるように、薬の効き目も個人の遺伝子情報によって変わってきます。私が行った研究では、目には見えないDNAに蛍光分子を組み込むことで、DNA周辺の極性や粘性などの微細な環境変化に伴って、蛍光強度や波長を変化させる環境感応型蛍光ヌクレオシド(ESFヌクレオシド)の開発を進めていました。 これらをDNA鎖に導入しプローブとして用いることで、標的DNAの検出や一塩基変異を識別することに成功。より高感度に検出可能なプローブの開発を目指し、研究に取り組んだ結果をまとめた論文が海外の学術雑誌に受理され、2023年5月に公開されました。2年間頑張ってきたことが評価されたのは嬉しかったですし、自信にもなりました。 Acyclic 2-Ethynylnaphthalene-Modified 8-Aza-3,7-dideaza-2′-deoxyadenosine Allows Thymine Discrimination by Probing the DNA Minor Groove Environment(フレキシブルな糖部位を有する新規環境感応型蛍光ヌクレオシドの合成と光学特性)」 DNAの配列中の一塩基の変異を蛍光色と光の強さの変化で識別することができる、新しい蛍光核酸分子を開発することに成功しました。それらの分子の合成法と応用に関する報告がドイツの有機化学の国際誌 "Synlett" に掲載されました。 掲載ページはこちらから https://www.thieme-connect.de/products/ejournals/abstract/10.1055/a-2071-7168 オンラインで原稿受理2023年4月11日 論文オンライン公開2023年5月23日 大学院での成長が希望の就職を叶えるアドバンテージに 将来は、人の健康に関わる仕事をしたいと考えていました。大学院の指導教授から当社をご紹介いただき、学校推薦を利用して就職することができました。教授からのバックアップは大きな強みになります。また、大学院で培った知識や人にわかりやすく伝えられるプレゼンテーション能力は、就職活動でも大いに役立ちました。今の職種は、専門性が非常に高いので、大学院生ということが採用に有利だったのかもしれません。大学院の2年間で成長できたからこそ、今の自分があるのだと感じています。 付加価値の高い製品やサービスの提供に従事する 現在、ライフサイエンス事業に携わっています。主に細胞培養などに使う検体を瞬間凍結させる液体窒素凍結保存容器の販売や、実際にその検体を凍結輸送するサービスの提供を行っています。大学の研究機関や病院関係などお客様によって扱う検体が異なるため、ニーズに合わせて容器を選んだり、どのような方法で安全に輸送するかを考え提案することが重要です。私は大学院時代にDNAや有機化学を使った研究を行っていましたから、細胞を扱う側の立場になって考えることができるため、この仕事を任されているのだと思います。また、大学院の時に参加した学会に似ていますが、自社製品を紹介する展示会があり、そこで様々な企業の方と情報交換したり、製品について説明する機会もあります。今はコミュニケーション能力を発揮できるこの仕事に魅力を感じながら、日々付加価値の高い製品やサービスの提供に努めています。 基礎学力と人物力に優れている大学院生は即戦力になり得る人材 株式会社巴商会 総務部 人事課 主任 大内 僚さん2013年度物質化学工学科(現生命応用化学科)卒業 当社は産業用ガスと呼ばれるものづくりの素材となるガスの専門商社です。ガスディーラーとしてお客様のニーズにあったガスを提供していくと同時に、ガスを使うための設備の設計や施工管理の提案対応といったガスのトータルサポートを行っています。当社は「お客様のためになることをする」、言い換えれば、「お客様の立場になって考え行動する」ことを理念に掲げています。従って、基本理念に共感し、相手の立場に立って考えて、それを行動に移すことができる、探究心を持って取り組める人材を求めています。特に当社が大学院生を採用する理由は、基礎学力と人物力に優れている点にあります。学部生よりさらにワンランク上の研究や学業を積み重ねることで、より専門性の高い知識や基礎力を身につけている大学院生は、即戦力となり得る人材だと考えています。さらに、お客様や社員とのコミュニケーションが必要不可欠になりますので、学部生を指導する立場から円滑なコミュニケーション力を養っている点でも、その能力を発揮してくれる大学院生には大きな期待を寄せています。 私は第1志望だった当社に入社後、医療業界・医療機関向けに医療用ガスを販売するメディカルサービス部で営業職をしていました。今、人事課の採用担当という立場になったからこそ言えるのは、やはり自分の肌に合った企業を見つけて、希望の就職を叶えることが最良の道だと思います。大学院生は専門性を極めているという観点から的を絞りやすくなるでしょう。今、追求している研究と自分のマインドに合った企業を見つけて、社会で大いに活躍することを願っています。 就職内定者が語る!大学院の魅力 千葉さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由をお聞かせください 幼少期からモノを作ることに対する関心が強く、高校3年生の時点でも変わらなかったため工学系の学科を志望しました。大学院への進学を決意したのは、学部3年の時の就職活動で、大手の建設コンサルタントを目指しましたが専攻分野の知識不足や、文章の構成力等が足りないことを自覚したからです。また、建設コンサルタントに就職する大半が大学院卒であることから、学部卒で就職できたとしても周りとの差を感じてしまう恐れがあったことも大学院に進学した理由です。 大学院で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか? 大学院では専門知識はもちろん、研究活動を通じて学部生の研究の進捗状況等を確認し、相談に乗るなどをしてマネジメント力を養うことができました。さらに、他の研究室の教員と連絡を取り合うことがあるためビジネスマナーを学ぶことができたと思います。また、学部のころと比べ少人数なので、他の大学院生との交流の場が多かったのは非常に良かったと思っています。 利用している大学院の支援制度とそのメリットをお聞かせください 日本学生支援機構第一種奨学金とTAを利用していました。大学院生は第一種奨学金が利用しやすいので、奨学金を借りることに対する抵抗は少なかったと感じます。大学院1年次は授業と研究、2年次では研究と論文があるため、アルバイトをすることが難しいです。そのためTAという制度は、大学で行うので時間の節約に繋がり、担当教員とのコミュニケーションも図れる良い機会となりました。 内定先を選んだ理由や、採用された決め手、大学院生ならではの就職活動でのメリットについて教えてください 就職先は、長大橋の設計に携わることができる企業、という軸で探しました。新橋の建設が昔と比べ減っていることから、受注数の多い大手建設コンサルタントを探しました。その中でもオリエンタルコンサルタンツを選んだ理由は、企業戦略として、新しいことに挑戦(チャレンジ)すると掲げているからです。この先、土木業界における問題は複雑化していくと言われています。その時に従来のやり方だけでは解決するのが難しくなるため、新しいやり方・新しい考え方が必要になると思っています。そのため、大手コンサルの中で挑戦(チャレンジ)することに挑む、オリエンタルコンサルタンツを志望しました。 大学院生の就職活動のメリットは、これまでの経験から、より文章の構成力が上がったことだと思います。就職活動における最初の課題はES(エントリーシート)です。ここで多くの学生がふるいに掛けられますが、学部生の時に比べ、大学院生としてまとめてみると非常に容易に感じました。また、これまでの期間で研究室の指導教員との関係性が深くなったことから、教員からのサポートが厚いこともメリットに感じます。 最近のトピックを教えてください 9月に行われた土木学会全国大会に参加しました。オープンキャンパスでは、研究室のゼミ生と共に簡易的な橋の設計を行い、展示しました。 これからの目標または将来の夢は何ですか? 大手コンサルの手厚いサポートをフルに使い、20代で技術士の資格取得を目指しています。その後は、着実とキャリアを積み悠々自適な生活を送りたいと思っています。夢は、ランドマークになるような長大橋の設計に携わり、建設後に友人や家族に自慢することです(笑)。 閉じる 河合さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由をお聞かせください 建築学に対しての知識を深め、そこで得た専門知識を社会に出た時に活かせるようにするためです。入社したら即戦力として活躍できるような知識や能力を吸収しておきたいと考えました。また、入社後は勉強時間を確保するのが難しいと思い、学生の時に資格の勉強をしたかったということも理由のひとつです。 大学院で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか? 大学院生は研究活動に関して後輩を指導する立場にあります。その経験によって学生を指導する能力が向上し、施工管理職で必要な人の動かし方を学ぶこともできました。資料やパワーポイントを作成する能力も向上したと感じています。 学会や出張などを通して、様々な県や場所に行くことができて良かったと思います。また、資格や学会発表の経験、近年注目の研究成果があるため、就職活動を有利に進めることができました。 利用している大学院の支援制度とそのメリットをお聞かせください 学会発表の成果が評価されたことにより、学内の給付型奨学金に採用されました。給付型なので返還を気にすることなく使うことができることはメリット。大学院2年次からTA制度も利用しました。学生に実験方法や指導をする経験などを積み重ねながら、少し給与をもらうことができるのでありがたいです。 内定先を選んだ理由や、採用された決め手、大学院生ならではの就職活動でのメリットについて教えてください 他の大手ゼネコンよりも社風が自分の性格に合っていると感じ、さらにランドマークとなるような建築物を多く建設しており、将来そのような大きなプロジェクトに携わることができる可能性があると思い志望しました。 大学院で二級建築士を取得し、建築系の資格を持っていることが有利に働いたと感じます。採用試験の筆記試験においても、主に建築士試験に近い問題が出題されるため、資格勉強で得た知識を活かすことができました。学会発表の成果があることも大きいです。学部卒よりも2年間多く建築に関する専門知識を学んだことで、施工管理職という職への理解がしやすかったと思います。研究職や構造設計職は大学院卒が採用条件のことも多く、専門性を要する職を希望する人や何になろうか迷っている人にとっては、職業選択の幅が広がるのは大学院に進学する大きなメリットでしょう。 最近のトピックを教えてください 近年注目を集めている、コンクリートへの二酸化炭素固定化について株式会社フジタと共同研究を行っています。その研究成果を学会で発表し、福岡県に出張に行きました。 これからの目標または将来の夢は何ですか? 施工管理者として必要な一級建築士や一級施工管理技士などの資格をすべて取ること、そして将来はランドマークとなるような大きなプロジェクトに携わることが目標です。 閉じる 阿部さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由をお聞かせください 元々、自動車や電化製品に興味を抱いており、そのような製品のものづくりについて知識を深めたいと考えて機械工学科を選択しました。熱工学や伝熱工学を専門とする研究室に所属し研究を行っている中で、このまま卒業をしても何もできないのではないかと感じ、大学院に進学してさらに知識を深めてから社会に出たいと考えたからです。 大学院で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか? 大学院では研究はもちろん行いますが、研究以外にも学会発表や企業との共同研究を行うことができるため、知識を深めるだけではなく、人前での発表やプレゼン資料の作成、学外の交流といった経験を積むことができます。そのため、人として成長することができたと感じました。中でも、学会発表は特に学ぶことが多かったです。他大学や企業の発表を聞くことができるため、学会に参加しなければ知ることができなかった最新の研究や、企業が製品を開発する際に発生する課題点の研究等を知ることができたことは、とても貴重な経験でした。 利用している大学院の支援制度とそのメリットをお聞かせください 日本学生支援機構の奨学金とTAを利用しています。どちらも生活資金や学費の足しにできることが大きなメリットであると考えます。 内定先を選んだ理由や、採用された決め手、大学院生ならではの就職活動でのメリットについて教えてください 就職活動では、「人々の生活を快適にさせる製品のものづくりに携わる」を軸にしていました。この軸を基に企業を選択するうえで、空調製品は人間の生活において必要不可欠なものであり、空気の質が快適な住環境に直結していると考えたことから、空調製品を開発しているメーカーを選択しました。内定先については、世界初や業界初の開発を行う高い技術力と、初めての技術を生み出す挑戦心に魅力を感じましたし、製品の名前に「常識を覆す」といった意味が込められていることも知り、その挑戦的な考え方に非常に感銘を受けたことが志望理由です。 大学院生の就職活動のメリットとしては、推薦を使いやすいことが挙げられます。学校推薦は、大学院生の中での競争となるので、学部生と比べ、取りたい推薦を取りやすいと思います。教授推薦については研究室によって異なりますが、私が所属する研究室では学部生には教授からの推薦は無く、大学院生にのみ与えられる権利だったので、そこが学部生と大学院生の大きな違いと感じました。 最近のトピックを教えてください 最近は修士論文の研究をメインに行っています。少し前までは、国際的な学術雑誌に投稿するための論文を書いていました。現在は次の論文を投稿するための準備をしている段階です。 これからの目標または将来の夢は何ですか? 内定先は国内外に向けた製品を開発しています。国内外を問わず高いシェアをしていただけるようなモノづくりに、私も貢献したいと考えています。 閉じる 菅野さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由をお聞かせください 小学生の時から自動車業界の開発職に就職したかったので日本大学工学部に入学したのですが、様々な就職イベントに参加した際に開発職は修士卒が多いことを知りました。そこで、大学院に進学してより専門的な知識を学ぼうと思ったのです。現在、自動車業界は100年に1度の大変革期とも呼ばれていて、電動化や自動運転化など電気電子分野が1番自動車業界で活躍できると考え、本専攻を選びました。 大学院で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか? 研究室活動やTAを通して様々な人と話す機会が増えるため、「コミュニケーション能力」を磨くことができました。また、後輩が研究で行き詰まっている時は、一緒に考え解決することも多くあり、「問題解決力」も身につきます。さらに自分の研究を外部で発表する機会があるため、「プレゼンテーション能力」や、「資料作成のスキル」も自然と身についていきます。 利用している大学院の支援制度とそのメリットをお聞かせください 日本学生支援機構第一種奨学金やTAでの収入があるため、生活資金での心配がなく、アルバイトをせずに研究に専念することができます。また、成績優秀者は、大学からの給付奨学金もいただけるため、研究のモチベーションにも繋がります。 内定先を選んだ理由や、採用された決め手、大学院生ならではの就職活動でのメリットについて教えてください 東日本大震災の際、避難所を転々とした生活を経験し、ガソリン不足のために行動が制限されていた中で、ハイブリッド車の燃費の良さに驚きました。そこで、災害時でもストレスなく移動ができるモビリティを作りたいと思いました。また、内定先は被災地である宮城県に本社を置き、復興の星とも呼ばれた「アクア」や「ヤリス」といった日本を代表するコンパクトカーを開発から生産まで行っているところに魅力を感じ、被災地から自動車産業を盛り上げたいと考えて入社を決めました。 大学院では、優先的に学校推薦がいただけるため就職活動をスムーズに進めることができます。 最近のトピックを教えてください センサで自転車の挙動を計測し、指標をもとに走行状態の評価(どのような運転が危険で安全か)をする研究を行っています。また、成果発表を学外で3回行うことができ、人前で話すことに慣れました。 これからの目標または将来の夢は何ですか? まずは、4年生からの研究成果を修士論文として完成させることです。また、機会があれば学外での発表も行いたいと考えています。就職後は、自分が開発した車を皆さんに安心して乗っていただきたいです。さらに、お世話になった髙梨先生とも共同研究ができればいいなと思います。 閉じる 渡辺さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由をお聞かせください 高校時代に日本大学ホームページで現在所属している分子遺伝学研究室を拝見しました。元々生物に興味があったこともあり、優れた教授らが最先端の実験から生命現象を解き明かしていることにたいへん興味を持ちました。その後説明会やオープンキャンパス等に参加し、ここなら化学・物理・生物を広く学ぶことができること、教員らのサポートが手厚いことを知って生命応用化学科を選んだのです。学部での岸努教授の授業が非常に面白かったこと、研究で新しい生命現象を観測できたことでさらに専門的に学びたいと思い大学院に進学しました。 大学院で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか? 大学院で身についたことは、論理的思考力と創造力です。 生物学の研究は非常に時間と根気を要し、常に新たな視点から問題にアプローチする必要があります。そのため、日々、様々なデータを分析し、それらの結果から新たな考察や仮説を導き出し実験をおこなってきました。研究室のメンバーや岸教授と議論を重ねる中で様々な考え方や視点を学ぶこともでき、その結果論理的に考えクリエティブな発想が磨かれたのだと思います。 利用している大学院の支援制度とそのメリットをお聞かせください 主に利用しているのはTAと学内奨学金です。TAのメリットは、賃金をもらいながら、コミュニケーション能力や指導力などの基礎的な素養を身につけることができるところです。奨学金の採用には、研究活動や学会発表等の実績が評価されるため、研究がメインの大学院生のメリットは大きいと思いました。 内定先を選んだ理由や、採用された決め手、大学院生ならではの就職活動でのメリットについて教えてください 内定先を選んだ理由は、挑戦に富む環境であること、様々な分野・視点を持った方々が協力しSDGsに根ざした技術や商品を生み出しているという点です。人材育成に力を入れていて、若い頃から最前線で活躍できることにも魅力を感じて選びました。 採用された決め手は、データについて毎日必ず議論・討論を行って皆で問題を解決しようとする姿勢、またそれらを自発的に行える人柄であると思っていただいたことだと思います。 大学院生ならではの就職活動でのメリットは、プレゼン能力や応用力が高いことだと思います。学会や日々のセミナーでの研究発表の見せ方や、視野外からの質問に応えたり議論に参加できるという力は、大学院での経験でしか培えなかったと感じています。そのおかげで、面接の際は要点を絞り端的に説明でき、咄嗟の質問にも焦らずに応答できました。また大学院生は優先的に学校推薦がいただけるため、就職活動をスムーズに進めることができました。 最近のトピックを教えてください 酵母を用いて細胞の低浸透圧調節機構についての研究を行っています。私が調べているタンパク質Sdu1の可視化に初めて成功し、低浸透圧ストレス下の細胞内でSdu1が急速に局在化している様子を観測できました。また、Sdu1ができない細胞では生存率が低下することを発見し、Sdu1の重要性を示すことができました。これらを、12月にある学術研究報告会(学内発表)および分子生物学会で発表するためにさらに研究を行っています。 これからの目標または将来の夢は何ですか? これからの目標は、今行っている研究をできるところまでやり切ることです。私が調べているタンパク質Sdu1が低浸透圧ストレスに応答するのに重要であることを明らかにしましたが、そのメカニズムまでは分かっていません。そのため、そのメカニズムの解明を卒業までに明らかにしたいです。また、論理的思考力や創造力にさらに磨きをかけ、会社で即戦力になれるよう準備をしていきます。そして、将来の夢は、工学技術を用いて社会・ 環境問題を解決できるロハスエンジニアになり、人々の生活基盤を支え豊かに暮らせるよう様々な技術・製品を生み出していくことです。 閉じる 堀川さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由をお聞かせください 私が進学先の学科選択に悩んでいた高校生の頃、自動運転の実現や、病院における診療の自動化が期待されていました。私は、従来人の手を介することが不可欠であった様々なサービスを省人化する、AIという技術に衝撃を受けたのです。そこで私は、AI技術を学び、AIを応用した様々なサービスを創出したいと考え、その双方を学べる本学の工学部・情報工学科への進学を選択しました。 そして、学部での学びをより深め、研究内容をより発展させたいと考えて大学院進学を決意しました。学部4年次から開始した研究ですが、学部卒業までの1年間では十分な検討ができず、研究の余地を残してしまいました。当時の研究内容に熱中していたこともあり、大学院でこの研究テーマをより検討し、さらなる発展を進めていきたいと考えたのです。 大学院で学んだこと、身についたこと、また良かったと思うことは何ですか? 学部生の時に学んだ基礎的な技術に対して、大学院での講義は、今日においても利用されている実用的な技術に焦点を当てたものでした。そのため講義を通して、AI、データベース、画像信号処理、アーキテクチャ設計などの様々な分野における応用的な情報工学を学ぶことができました。 また、研究を通して、課題発見能力や課題解決能力を高めました。研究は自身が定めたテーマに対して、主体的に活動することが求められます。日ごろから論文調査を行い、今日における技術動向を学ぶと同時に、自身の研究テーマへの応用を検討する、研究では常にPDCAを回しながら作業を進める。こういった研究のスケジュールや作業工程などを常に自分自身でハンドリングし、時には指導教員や後輩を巻き込んで研究上の相談を行ったり、データ収集などの作業を研究チームに分担して協力して研究を進めるといった、自身の課題に対する強い当事者意識と、これに向けた主体的な行動としての課題発見能力と課題解決能力は、大学院なればこそ身についた力であると思います。 進学して良かったこととしては、その大学院だからこそ身についた力と、就職の成功が挙げられます。長期の研究活動を通して身につけた、専攻に対する深い知見と、エンジニアに必要不可欠な課題発見力・解決力は企業にとっても重要視されるスキルなので、相対的に学部生時と比較して就職が有利となり、希望とする就職が実現できました。 利用している大学院の支援制度とそのメリットをお聞かせください 学内奨学金を利用しました。履修科目の成績と、研究の成果が採用選考の要件となるため、研究に注力しながら、学業継続の一助となる奨学金を受給できることはメリットでした。自身の知識を学部生に還元させながら給与が発生するTA制度も、学業継続の一助としてのメリットがありました。 内定先を選んだ理由や、採用された決め手、大学院生ならではの就職活動でのメリットについて教えてください 私は、かねてより製造業の省人化・高効率化の実現を目的とするFA技術に興味がありました。就職先では、大学院での研究テーマであるAIによる高精度な物体検出をFAに応用したいと考えていたため、内定先の三菱電機株式会社にマッチングを感じたのです。三菱電機は、アジア圏におけるFAに高いシェアを持ち、さらに自社内で研究から開発までをワンストップで行える魅力があり、FAにおけるAI技術の導入を意欲的に進める方針を持っていたからです。さらに、配リクという制度を採用していて、詳細な業職種ごとにポジションが設けられているため、自身の専攻技術と入社後の担当技術の齟齬が発生しにくい利点がありました。 採用された決め手は、大学院生ならではの要素が関係していると考えています。先程も述べたように、大学院生は学部生と比較して、深い専門知識、主体性、高い課題発見能力・課題解決能力を持ち合わせています。内定先はマッチングに齟齬が少ないリクルーティング制度を起用している点にも表れているように、募集職務との親和性が高い学生は有利となりやすいというメリットがあったと感じます。 最近のトピックを教えてください 最近の研究活動としては、UAVによって撮影された高精細空撮画像に対する、高精度な物体検出の実現を目的に、深層学習を応用した物体検出ネットワークの考案と最適化を実施しています。また、深層学習によるOSSフレームワークを用いた黒豆の不良品検知を目的とする、株式会社正興電機製作所との共同研究も行っています。 【本年の成果物】 国内学会1件(TSJC)、国際学会2件(GCCE、IoTaIS[発表は11月末])、論文1件(ITE MTA)、出版物1件(画像ラボ) これからの目標または将来の夢は何ですか? 本学での活動を通して、希望とする研究と就職が実現できました。就職後の職務は、かねてより興味があるFA分野に自身の専攻であるAIを応用する内容です。今後は、内定先での業務に従事しながら、最新のAI技術をキャッチアップし、FAへの応用を続けるエンジニアとなり、将来的にはAIによる人手に依拠しない製造業の在り方を世界に広めていきたいと考えています。 閉じる 大学院進学のメリット 大学院の支援制度 充実した支援制度により有意義な大学院生活に 荒木 裕人さん(建築学専攻博士前期課程2年/新潟県立長岡大手高校出身) 大和ハウス工業株式会社 日本学生支援機構の奨学金のほか、大学から学業成績等を評価いただき、日本大学古田奨学金と日本大学大学院工学研究科奨学金も受給することができました。これらの奨学金は、普段の生活費の他に、研究の参考書の購入費や就職活動の交通費などに活用していました。アルバイトを行わなくても、経済的負担を感じることなく、研究活動に専念できることはメリットです。また、学部生の授業補助業務を行うTAは手当てが支給されます。工学研究科は経済的な支援制度が充実していると感じました。現在、ポリマーセメントモルタルの性能評価に関する研究に取り組んでいますが、大学院での研究業績等による日本学生支援機構の奨学金返還免除制度もあるので、研究へのモチベーションが高まります。 荒木さんへのインタビューの続きはこちらから 大学院に進学した理由と大学院で学んだこと、身について良かったと思うことをお聞かせください 将来高度な専門力を備えて活躍できる人物になるために大学院へ進学。専門性の高い講義を受け、建築材料の研究に関して深く追求することで、私自身を高度な専門性を備えた人物に成長させられると考えたからです。 大学院では建築材料に関する専門的な知識、学部生と研究を進めるための指導力、論文の執筆や学会発表などを通じて文章力、プレゼンテーションスキルなど社会で必要な能力を養うことができました。就職活動での自己PRに大いに役立ったと感じています。 今、どんな学びや研究に力を入れていますか?また、在学中の目標についてお聞かせください 建築材料の一つであるポリマーセメントモルタル(PCM)の性能評価に関する研究です。使用材料や調合が明確な再乳化形粉末樹脂を用いたPCMについて、 &#9312; 補修材料としての使用を想定し、施工方法がPCMの強さ性状と接着性に及ぼす影響 &#9313; 著しく劣化したRC構造物に適用される電気防食工法を考慮したPCMの使用材料及び調合因子、材齢並びに含水率が電気抵抗率に及ぼす影響についての検討 を行っています。 これまでの研究成果を修士論文にまとめ、無事に修了できるようにしたいです。 奨学金を受給された理由とそれによるメリットを教えてください 研究活動の時間を十分に確保するために受給を希望しました。大学院では、研究の参考文献の購入費用や学会での発表や学外での実験のための出張交通費などが必要になり、仕送りのみで賄う事は難しいのですが、奨学金を受給することでアルバイトを行わなくても、経済的な負担を感じることなく研究活動に専念できます。学部生の授業補助業務を行うTA(ティーチング・アシスタント)で報酬を頂ける工学研究科は、経済的な支援制度が充実していると感じました。 将来の夢は何ですか。また、学んだことをどのように活かしていきたいですか? 将来の夢は、様々な建物の施工を経験し、幅広い知識と技術を持った施工管理者になることです。大学院生としての私は、学部生に対して指導教員の指示や意見を汲み取って伝え、実験の手順を一から教える立場でした。どのように伝えたら分かりやすいかを考えながら説明した経験を、職人さんへの指示や、良い人間関係を構築するために活かしていきたいです。また、大学院で学んだ建築材料に関する専門的な知識を活かし、学部生にはない視点から現場を捉え、臨機応変に対応していきたいです。 閉じる 支援制度について 入試情報について ロハス・トップエンジニアを養成するカリキュラム 〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1番地 日本大学工学部 Copyright c College of Engineering, Nihon University All Rights Reserved.

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