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楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 楽しむ 暮らし 美容・健康 知る・学ぶ about this media 公式Facebook 美容・健康 2023-03-30 猫豆知識飼い方 「デブ猫」は要注意? 猫が太る原因と肥満対策 いわゆる「デブ猫」といわれるぽっちゃりした猫ちゃんの姿はとても可愛らしく、飼い主さんもあまり気にしないという方が多くいらっしゃいます。 しかし、猫の肥満は知らず知らずのうちに様々な病気を引き起こすリスクがありますので、健康管理上は適正な体重を維持することが大切です。 今回は、猫が太る原因や肥満対策、注意点などについてご紹介します。猫の肥満度のチェック方法も解説しますので是非参考にしてくださいね。 猫の肥満を判断する基準がある? はじめに、猫は全ての個体が同じ大きさ・体重というわけではもちろんありませんので、その子にとってのベストな体重・体型は種類などによってもそれぞれ異なります。 猫が太っているかどうかを判断する基準としては、一般的に成長期が終わる1歳ごろの体重を理想体型の基本として比較し、ベスト体重のおよそ20~30%を超えた場合は「肥満」だといわれます。 ただし、成長がゆっくりな大型猫などはこれに当てはまらない場合がありますので、あらかじめ獣医さんなどに確認してみることをおすすめします。 また、猫の肥満度を確認するには、「BCS」(ボディコンディションスコア)という方法を用いることである程度判断が可能になります。 BCSは主に下記の5段階に分かれ、猫の外見や触り心地で脂肪がどれくらいついているのか肥満度をチェックします。 ・BCS1 痩せ ・BCS2 やや痩せ ・BCS3 理想的 ・BCS4 やや肥満 ・BCS5 肥満 BCSの評価は上述のとおり、痩せ〜肥満までとなっており中間のBCS3が理想的とされBCS4以上はダイエットが必要です。 ※猫の「BCS」(ボディコンディションスコア)詳細については、環境省が発行している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」をご覧ください。 猫が肥満になる原因 猫が肥満になる原因は様々ですが、その多くが以下の3つに分けられます。 現代は肥満猫が増加傾向にあるといわれていますので、思い当たる原因があれば一つ一つ改善していきましょう。 猫は肥満になると糖尿病や高血圧、脂肪肝や関節疾患などの病気リスクが高まるため注意が必要です。 1.食べ過ぎによるカロリーオーバー 猫が肥満になる原因として最も多いのが、人間と同じく食べ過ぎによるカロリーオーバーです。 飼い猫は食べるのに困ることもなくフードが与えられ、ついついあげすぎてしまっているという飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか? 食事に加えて、喜んで食べるからといっておやつも与えすぎているのであれば1日の摂取カロリー基準を簡単にオーバーしてしまい、太りやすくなる原因となります。 猫に与える食事は適正な量を心がけ、おやつも必要以上にあげてしまうのはなるべく避けましょう。 2.運動不足 運動不足も人間と同じく肥満の原因となります。特に猫の場合は1日中室内でゆっくり寝て過ごしている子が多いため、食事の摂りすぎに加えて運動不足に陥ると肥満になりやすくなってしまいます。 摂取したカロリーよりも消費カロリーが少ないと太る原因となりますので、時間を決めておもちゃで遊んであげるなど、なるべく運動させるように心がけましょう。 キャットタワーなどを設置して猫が運動できる環境を整えるのもおすすめです。 3.避妊や去勢手術 避妊や去勢手術を行うと猫はホルモンバランスが変化し、代謝エネルギー量が減ることに加え、食欲は逆に旺盛になるためどうしても太りやすくなってしまいます。 避妊や去勢は猫を安全に飼育する上で大切な処置ですが、肥満になる最も一般的な原因でもありますので、術後は食事のコントロールなどに気をつけましょう。 このほかにも、引越しなどの環境変化からストレスが溜まり過食に走るケース、遺伝的な要因、投薬によるものなど様々なことが原因としてあげられます。 猫の肥満対策 猫の肥満対策・予防は「食事のコントロール」と「適度な運動」が基本となります。 無理なダイエットは禁物ですので、適切な方法で根気よく行いましょう。 食事・カロリー量を見直す まずは普段の食事量・カロリー量を見直すところから始めていきましょう。 1日に必要なカロリーは猫の現在の体重、目標とする体重、年齢、運動量などによっても変わるため、はじめにかかりつけの動物病院で獣医師の指示を仰ぐことをおすすめします。 簡易的にはダイエット開始時点の摂取カロリーに対して7割程度に抑えるのが一般的とされていますが、あくまで目安ですのできちんと相談しましょう。 決められた食事の1日の分量を一度に一気に食べさせるのではなく、数回に分けて与えるようにするとダイエットはしやすい傾向にあります。食べ残しがある場合はすぐに片付けましょう。 また、いくら食事量を見直してもおやつを多く食べてしまっていては意味がありませんので、おやつも含めて計算に入れましょう。 急におやつを抜いてしまうとストレスにつながるため、はじめは上手く回数や量を調整してください。 カロリー計算が難しい場合は肥満猫用のダイエットフードを取り入れるのもおすすめです。カロリーバランスが調整されており、空腹感を満たすために食物繊維が含まれている商品もあるので、猫のストレスが少なくダイエットが行えます。 一方で誤った与え方をすると別の健康被害を引き起こす恐れがありますので、獣医師の指導のもとで取り入れましょう。 猫の食事を見直す際は、早く痩せさせようと考えてフードの量を極端に減らすのは避けてください。 猫に必要な栄養素も同時に減ってしまうばかりか、極端に食事量が減ることで「肝リピドーシス」という命を落としてしまう恐れもある病気を引き起こす危険があります。 適度な運動を行う 食事のコントロールに加えて、猫の運動量を増やすことも肥満対策・予防に効果が期待できます。 しかし、猫の場合は運動だけで体重を落とすのは難しいため、あくまで食事管理の補助的なポイントとして考えてください。 外で暮らす猫に比べて室内猫は運動量が少なくなりがちですので、運動する機会を増やすために猫じゃらしなどのおもちゃを活用して遊んであげましょう。コミュニケーションもとれるので一石二鳥ですし、時間を決めて習慣化すると効果的です。 また、狭い室内でも設置できるキャットタワーもおすすめです。 猫は上下運動が得意ですので登ったり降りたりできて運動不足の解消になるだけでなく、ストレス解消させることでイタズラなどの軽減にもつながります。 ただし、太っている猫はジャンプの着地などのときに関節を痛める危険があるため、フロアマットなどを用意して衝撃を和らげる工夫をしておきましょう。 愛猫の日頃の健康管理と適度な食事・運動を心がけよう! 猫が太る原因や肥満対策、注意点などについてご紹介しました。 猫は肥満になると糖尿病など様々な病気を引き起こす恐れがあるため、日頃から定期的に体型・体重のチェックと適度な食事・運動で健康維持することが大切です。 猫は一度太ってしまうと運動だけでは痩せにくいため、1日の食事量・カロリー量の管理が重要になります。 ただし、極端に食事の量を減らすのは「肝リピドーシス」などの危険な病気につながる恐れがありますので注意しましょう。 また、猫の現在の体重、目標とする体重、年齢、運動量によっても1日に必要なカロリーは異なりますので、まずはかかりつけの動物病院で獣医師に相談し猫に合った肥満対策・予防を行ってくださいね。 この記事をシェアする Read More 美容・健康 2024-04-17 動物もアレルギーになるの? その原因と気をつけたい症状について 花粉アレルギーに悩まされる人も多い季節。アレルギーというと人間の身体反応だと思うことが多いのですが、動物にもアレルギーはあります。ペットの様子を見て「普段よりもかゆがっている」「何だかつらそう」と思ったら、それはアレルギー反応が起きているのかもしれません。 人間と違って言葉で伝えられないペットが長く苦しまないように、動物でも起こり得るアレルギーや対策について詳しく知っておきましょう。 今回は、動物が発症する可能性のあるアレルギーについてご紹介します。 動物は本当にアレルギーを起こすの? 人間と同様に、動物もアレルギーを起こすことがあります。アレルギーが発症する仕組みは人間も動物も基本的に同じなのですが、現れる症状が異なるのが特徴です。 花粉症やハウスダストアレルギーなど、人間のアレルギー症状として有名なものをイメージしてみてください。多くはくしゃみ、咳、鼻水など、呼吸や鼻に関するものが多いですよね。 一方、動物(特に犬)は症状が皮膚に現れることが多く見られます。身体をかきむしる、特定の場所を舐める・咬む、頻繁に顔をこするなどの様子が見られたら要注意です。 また、食物アレルギーも人間と動物に共通するアレルギーです。人間は皮膚のほか嘔吐や下痢のような症状が出ますが、動物は一般的に前述のような皮膚症状が多く出ます。 動物はかゆみのような身体の異状を我慢できないため、症状が出ている場所をかく・舐めるなどの行動を続けてしまいます。症状で弱っている箇所をさらに傷めて悪化させてしまいかねません。 飼い主が見ただけではアレルギーと判断することは難しく、場合によってはほかの病気が隠れている可能性もあります。「最近、身体をかいたり舐めたりすることが増えているな…」と気づいたら、かかりつけの動物病院へ相談してみてください。 動物はどんなアレルギーがある? 動物も人間と同じく複数のアレルギーがあります。ここでは飼育数が多い犬のアレルギーについて見てみましょう。 食物アレルギー 食物アレルギーは人間と同様、特定の食品が持つアレルゲンに免疫が過剰反応して起こります。 アレルゲンはおもにタンパク質であることが多く、もしも疑いのある様子を見せた場合には普段の食事(ドッグフードなど)やおやつの成分を確認してみましょう。 特に発症する可能性があるものは、鶏肉、牛肉、卵、乳製品、穀物類(小麦、大豆など)になります。 ノミアレルギー ノミアレルギーは主に「ノミアレルギー性皮膚炎」に関係しています。皮膚に寄生したノミの排泄物や、吸血時に体内に注入される唾液が過剰な免疫反応を引き起こすことが原因です。 かゆみが強く、ノミが寄生している場所に蕁麻疹や発疹が起こる特徴があり、場合によっては脱毛するケースもあります。ノミが1匹でも症状が出ることがあり、飼い主にとっても厄介なアレルギーでしょう。 発症が多い時期はノミが多い夏から秋が一般的です。しかし暖房を使用する冬にも起こる可能性があるため、普段と違う様子を見せたら注意して観察しましょう。 通常疥癬 通常疥癬の原因もノミが該当します。この場合は「イヌセンコウヒゼンダニ」というダニがアレルギーを引き起こす存在です。 目で確認することが難しいほど小さなダニのため、飼い主がなかなか原因に気づかないケースもあるかもしれません。 やはり強いかゆみをともない、犬によっては皮膚をかきこわすほどかきむしってしまうこともあります。 皮膚炎 アトピー性皮膚炎やマラセチア性皮膚炎が該当します。 アトピー性皮膚炎はハウスダストや花粉などが原因で起こるアレルギー反応で、かゆみが長く続くことが特徴です。発症は比較的早く、生後半年で見つかることもあります。 マラセチア性皮膚炎はかゆみや外耳炎、べたついたフケを引き起こします。 原因は常在菌で、普段から皮膚に生息しているものです。しかし加齢や病気などで皮膚の免疫力が落ちているとき、異常増殖して皮膚炎を引き起こしてしまいます。 マラセチアは皮脂をエサにしているため、皮脂の分泌が多いタイプのペットは注意が必要になるでしょう。 アレルギーは治してあげられる? 大切なペットがアレルギー症状に苦しんでいる姿を見ると、一刻も早く治してあげたいと思う飼い主がほとんどでしょう。残念ながら人間同様に完治は難しく、動物病院でも基本的に対症療法が選択されることがほとんどです。 しかし、環境で起こるアレルギーであれば環境改善によって症状を軽減したり、発症しにくくしたりすることも可能です。 小まめなブラッシングや部屋の掃除でアレルゲンを減らす、アレルゲンが多い散歩コースを変更するなど、できることから取り入れていきましょう。 ペットがアレルギーになったときの対処法 ペットがアレルギーになったときには症状を軽減させる環境作りが大切です。 かかりつけや動物のアレルギーに詳しい獣医師さんと相談し、対処についてアドバイスをもらいながら、ペットにとって快適な環境作りを目指しましょう。 ここでは、代表的なアレルギーの対処法として効果が期待できる方法についてご紹介します。 食物アレルギー 食物アレルギーがタンパク質であった場合、それまで食べさせたことのないタンパク質が材料に使われているフードをあげてみましょう。自己判断が難しい場合は必ず獣医師さんに相談してみてください。 また、人間が食べるものに含まれたアレルゲンが空気中や床に飛散しないように気をつけることも大切です。意図しなくても体内にアレルゲンを取り込んでしまい、症状が出る可能性が考えられます。 ノミアレルギー・通常疥癬 ノミアレルギーと通常疥癬はどちらも原因がノミのため、薬で駆除する方法が一般的です。獣医師さんによってはステロイド剤のような対処薬を使い、かゆみをおさえることもあります。 ブラッシングやシャンプーで寄生しているノミや排泄物を取り除くことも大切です。 普段よりも丁寧にブラッシングしたり、散歩のあとはすぐにブラッシングしたりするなど、早くノミや排泄物が身体からなくなるようにひと手間かけてあげましょう。 ノミは繁殖力が高いことも厄介な特徴です。ほかにも同居しているペットがいる場合、ノミの駆除が確認できるまでは隔離しておいたほうが安心でしょう。 皮膚炎 アトピー性皮膚炎は薬を使ったり、スキンケアを念入りにしたりするなどの方法が採られます。ステロイド剤などを使ってかゆみをおさえ、スキンケアで皮膚の防御機能を高める方法です。 マラセチア性皮膚炎も同様で、薬で過剰なマラセチアを減らし、エサになる皮脂を過剰に分泌させないようにスキンケアを取り入れます。 いずれも薬とスキンケアが必要になり、飼い主の負担も大きくなりますが、大切なペットのためにぜひ意識してあげてください。 変化に気づいたら動物病院へ! アレルギーからペットを守ろう アレルギーでつらい思いをしていても、ペットは言葉で説明することができません。飼い主が様子を観察し、普段と違うと気づいたらすぐに確認してあげましょう。 アレルゲンの特定や対処法の選択には専門知識があったほうが安心です。「アレルギーかな?」と思ったら、かかりつけや動物のアレルギーに詳しい獣医師さんと相談してみてください。 Read More 美容・健康 2023-02-15 子供の動物アレルギーに注意! 日常生活で気をつけたいこと 「うちの子、動物アレルギーかも」と思ったことはありませんか?ペットと楽しく遊んでいるとき、気になる様子があれば少し注意深く観察してみてください。 子どもの動物アレルギーは適切な対処が必要です。もし一緒に暮らすペットがいれば、家のなかでできる対策も取り入れましょう。 子どもの動物アレルギーの原因と症状は? 注意深く観察して 子どもに限らず、アレルギーは色々なものがあります。しかし動物と触れあったときに限って気になる症状が出るのなら、動物アレルギーの可能性を視野に入れなくてはいけません。 動物アレルギーの特徴や症状についてチェックしてみましょう。心当たりがあればぜひ一度、専門家へのご相談をおすすめします。 一般的なアレルギーと同じく「アレルゲン」が原因 アレルギーを起こす原因は「アレルゲン」と呼ばれるものです。 たとえば花粉症はスギや特定の植物の花粉がアレルゲンです。食物アレルギーは特定の食物がアレルゲンにあたります。 動物アレルギーも同様なのですが、この場合、動物そのものがアレルゲンではありません。動物アレルギーの場合、動物の糞尿やフケ、毛など、動物の身体から出る成分がアレルゲンにあたります。 アレルゲンを発生させる動物もさまざまです。犬、猫、ウサギ、鳥など数多く、どの動物がアレルゲンを発生させるかで「犬アレルギー」「猫アレルギー」と呼ばれることもあります。 アレルゲンを発生させる動物と触れあったときに出る症状は? 動物アレルギーはアレルゲンを発生させる動物と触れあったり、アレルゲンが残る空間に入ったりしたときに起こります。 くしゃみ、咳、鼻水、目のかゆみや充血、皮膚のかゆみや腫れなどがよく知られているアレルギー反応です。 場合によっては重大な症状が出てしまうことも アレルギーは人によって重大な状態になってしまうこともあります。動物アレルギーも例外ではありません。 全身のかゆみに悩まされたり、皮膚・呼吸器・消化器・循環器・神経など複数の場所に反応が出てしまったり、想像以上に苦しい思いをするケースも考えられます。 大人もそうなのですが、子どものアレルギーは適切な対処が必要です。とくに子どもは自分で症状を説明しきれないこともあるため、周囲の大人が気を付けてあげたほうがよいでしょう。 動物以外のアレルギーじゃないの? 病院の検査で明らかにしよう アレルゲンの特定は専門家への相談が一番の方法です。「動物アレルギーなのかどうか分からない、ほかのアレルゲンかも」という状況でも、お子さんにアレルギー反応が出たのなら、病院や対応している機関での検査をおすすめします。 なかには「可愛いペットが原因であってほしくない」という気持ちから、検査をためらってしまう人もいるかもしれません。 しかし、アレルゲンをはっきり把握することにより、アレルギー症状を改善するための適切な対策がとれるようになります。 もしも動物アレルギーだと判明しても、必ずしもペットを手放さなければならないというわけではありません。力を入れた対策が必要ですが、動物アレルギーだと判明してもペットと一緒に暮らしているご家庭もあります。 アレルギーでもペットと別れたくない! 一緒に暮らすための対策 アレルギーだとわかっても、ご家庭によってはペットと別れない選択をすることがあります。その際にはどのような対策がとられているのでしょうか。代表的な対策を見てみましょう。 小まめにブラッシングやシャンプーをする アレルゲンになる毛やフケなどを取り除くため、小まめなブラッシングを心がけましょう。また、動物が負担を感じない程度にシャンプーの機会を増やすのもおすすめです。 かといって、生活していればやはり毛やフケなどは出るものです。ブラッシングがシャンプーが追いつかないかもしれません。その場合、お湯で濡らしたあたたかいタオルで拭いてあげる回数を増やすだけでも効果が期待できます。 動物のベッドにベッドカバーをつける 動物の毛やフケなどは空気中にも飛散します。いつも使うベッドにベッドカバーをつけると、空気中に飛散するアレルゲンの減少が期待できます。ベッドカバーは小まめに洗濯しましょう。 掃除を徹底する 毛やフケは空気中だけではなく、床や壁、家具などにも残りやすい性質があります。徹底した掃除でアレルゲンを追い出しましょう。 アレルゲンが溜まりやすいカーペットには掃除機や拭き掃除に加え、ガムテープのような粘着力のある道具を使った掃除がおすすめです。フローリングなら小まめにカーペットクリーナーをかけましょう。 カーテンの洗濯や壁の拭き掃除も効果的です。思い切って家具を減らし、アレルゲンがとどまる場所を少なくするのもよいでしょう。 ほかにはペットが過ごすケージを清潔に保ったり、よく遊ぶおもちゃを洗ったりなど、アレルゲンが付着しそうな場所を徹底的に掃除すると安心感がアップします。 トイレは小まめに取り替える 糞尿がアレルゲンになることもあります。トイレを小まめに取り替える習慣を付けましょう。室内の清潔感も上がり、一石二鳥です。 空気清浄機を活用する 空気清浄機の活用はアレルゲンの撃退で心強い味方になります。空気中に飛散した毛やフケを一網打尽にしてくれるでしょう。動物アレルギーのアレルゲンだけではなく、花粉やハウスダストなど、ほかのアレルギーの原因になる物質も片付けてくれます。 冬場の乾燥を考え、加湿器つきの空気清浄機を選ぶのもよさそうですね。アレルゲン対策だけではなく、肌や喉の乾燥を遠ざけて感染症予防も期待できます。 可能ならペットに服を着せる ペットの種類によっては、服を着せても問題ない場合があります。服を着せることによって毛やフケの飛散を押さえやすくなるため、もし可能であれば着せてみましょう。長袖ならなお飛散抑制の効果があります。 撫でたり触ったりしたあとは手を洗う、服を着替える ペットを撫でたり触ったりしたあとはしっかり手を洗いましょう。服を着替えるのもおすすめです。手や衣服についたアレルゲンをお子さんから遠ざけやすくなります。 動物アレルギーを持つお子さんだけではなく、一緒に生活するご家族もぜひ行ってください。みなさんで対策しながら、可愛いペットと楽しく暮らせる環境を作りましょう。 飼う前にアレルギー検査をする これが最も大切な対策かもしれません。もしもまだペットを家に迎えていないのなら、その前に病院や専門機関でアレルギー検査をしてみませんか。 一度迎え入れたペットを、あとから判明した動物アレルギーで手放すのはつらいことです。先に検査をし、本当に迎え入れても一緒に暮らせるかどうかの判断をしておいたほうがよいでしょう。 子どもの動物アレルギーは早め&しっかりめの対策を! 動物アレルギーに限らず、子どものアレルギーは心配なことのひとつです。もしもアレルギー症状に気づいたら、早めに検査を受けましょう。 検査で動物アレルギーだと分かれば、アレルゲンを減らすための対策がとりやすくなります。早めの、そしてしっかりとした対策が、子どもとペットを守ることにつながるでしょう。 Read More 美容・健康 2022-09-30 犬がなりやすい病気は? 代表的な例と気を付けたいポイント 愛犬と仲良く暮らすなか、ふと病気について気になったことはありませんか? 人間は健康診断で異常を発見できますが、愛犬は飼い主が気を付けてあげなければ徴候を見逃してしまうことも。また、犬にはかかりやすい病気があります。 そこで今回は、犬がかかりやすい病気や自宅でできるチェックなど、飼い主が知っておきたい情報をご紹介します。 犬がかかりやすい病気4選 犬にはかかりやすい病気があるといわれています。なかには命にかかわるような病気もあり、飼い主としては心配になってしまいますよね。 ここでは犬がかかりやすいといわれている主な病気を4つご紹介します。 1.ヘルニア ヘルニアは椎間板から髄核が飛び出してしまい、脊髄や腰の神経を圧迫する病気です。 強い痛みをともなうことがあり、ときには下半身の麻痺を引き越してしまうケースも。 原因はさまざまですが、とくに老化や激しい運動が影響すると考えられます。椎間板に負担がかかると発症してしまいがちです。 犬がヘルニアになってしまった場合、2種類の治療方法が検討されます。ひとつは外科手術、もうひとつは安静にする方法です。 外科手術は飼い主として心配になりますが、椎間板ヘルニアの原因である部分を除去できるメリットがあります。 安静にする方法は1ヶ月強ほどの期間が必要になり、レーザーによる治療やお薬の投与を並行して行います。 2.膵炎 膵炎は愛犬の衰弱が進みやすいため、できるだけ早くかかりつけの獣医師さんに診察してもらうべき病気です。膵炎は食欲不振をはじめ、下痢や嘔吐、発熱の症状を引き起こし、愛犬から体力を奪ってしまうのです。 膵炎の原因として考えられるのは以下の4つが代表的です。 ・高脂肪食過多 ・膵臓の損傷 ・細菌による汚染 ・膵管閉塞 このような原因があると膵液の分泌が過剰になり、膵臓そのものを消化する事態に。 結果として炎症が引き起こされ、膵炎になってしまうのです。 症状の深刻度によって異なりますが、膵炎の治療法は一般的に輸血療法とお薬の投与がおこなわれます。場合によっては一定期間(短期間)の断食や、低脂肪・低タンパクの食餌療法を選択する獣医さんもいます。 3.虫歯 犬でも虫歯にかかってしまうことは珍しくありません。実際、犬全体の5%ほどが虫歯を持っているといわれています。 ・歯が変色している ・口臭が気になる ・食事のスピードが遅くなった ・歯周病の合併症 このような様子があれば虫歯の可能性が高いと言えるでしょう。 歯の変色や口臭は気付きやすいかもしれません。食事のスピードが関係するのは、歯が痛くて上手に食べられなくなってしまっているためです。 また、歯周病にかかっているのであれば、その合併症として虫歯になるケースも。 原因は糖分が多い食事や食べカスが歯に残りがちであることなど、人間とよく似ています。治療方法もやはり人間と似ていて、患部を削って詰め物をするのが一般的です。ただ、あまりにもひどければ抜歯が選択されることもあるようです。 4.がん 犬のがんは珍しいものではなく、死因で1位になっています。リンパの腫れや食欲不振が起き、元気がなくなったり、患部の位置によっては触れるとしこりが分かるケースも。 異変に気付いたら決して放置せず、可能な限り早急に獣医師さんの診察を受けましょう。 原因はさまざまな要素が考えられます。 ・老化 ・ストレス ・ホルモン異常 ・遺伝 ほかにも化学物質や紫外線の影響、食品添加物の過剰摂取が関係しているともいわれています。 治療方法はおもに2種類です。ひとつは外科手術でがんを取り除く方法、もうひとつは抗がん剤による化学療法(薬物療法)になります。 また、飼い主の選択や獣医師さんの方針によっては、免疫療法や代替療法が選択されることもあるようです。 犬種別でかかりやすい病気もある? 代表的な犬種と病気 犬種によってかかりやすい病気もあります。 「この犬種だから必ずなる、ならない」というわけではありませんが、もしも愛犬の犬種が該当するようであれば気に留めておきましょう。 外耳炎・耳血腫:ゴールデンレトリバー もともとゴールデンレトリバーは外耳炎になりやすい犬種です。ペット保険の請求事由でも外耳炎がトップクラスに多い傾向があるようです。 外耳炎にかかると耳がかゆくなるため、頭を振ってかゆみを逃がしたがるのですが、垂れた耳が当たって耳血腫になってしまうケースが見られます。 僧帽弁閉鎖不全症:チワワ、マルチーズ 僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓内の弁が閉じにくくなる病気です。この病気はとくにシニア犬に発症する傾向が見られます。 発症すると肺に負担がかかってしまうデメリットも持っています。加齢によって発症するケースが多いため、シニア犬は注意が必要です。 椎間板ヘルニア:ミニチュア・ダックスフンド 前述のとおり犬がかかりやすいといわれるヘルニアですが、ミニチュア・ダックスフンドの場合はとくに椎間板ヘルニアの罹患率が高い傾向です。 ミニチュア・ダックスフンドは胴が長く、かつ足が短いため、腰に負担がかかりやすい体型です。そのため椎間板もダメージを受けやすく、ヘルニアを発症しやすくなっているのです。 結膜炎・緑内障:ジャックラッセル・テリア、シー・ズー ジャックラッセル・テリア、シー・ズーともに大きな目の愛らしさが有名な犬種ですが、眼病が多いことでも有名です。結膜炎や緑内障にかかることが多く、仔犬からシニア犬まで年代を問わずに多く発症しています。 どちらの犬種も目が大きい長毛種であることが関係していると考えられます。 長い毛が目に入り、炎症を起こしやすいのですね。点眼薬で改善するケースもあるため、異常に気付いたらすぐに獣医師さんに相談し、重症化を防いであげましょう。 飼い主が気付いてあげたい! 病気を見つけるチェック項目 犬の病気は早期発見と治療開始で状態が改善することが多々あります。飼い主が日頃から様子をチェックし、健康管理をしてあげましょう。 普段から以下のような項目に注目してみてください。 ・瞳に潤いがあり、目やにが出ていないか。眼球は濁っていないか ・耳垢が出ていないか。耳から異臭がしたりかゆそうな気配はないか ・鼻が乾燥していたり、血液混じりの鼻水が出ていないか ・口臭や歯茎の色に異常はないか ・皮膚に脱毛箇所やしこりはないか ・普段と違う歩きかたをしていないか 普段から気にかけてあげたいチェック項目です。いつも一緒に暮らしている愛犬なら、少しの異変でも気付きやすいのではないでしょうか。 「いつもと様子が違うな」と感じたら、あらためてチェックしてみてください。 また、このようなチェック項目にあてはまらなくても、「なんとなく様子がおかしいな」と思うことがあれば、早めに獣医師さんへ相談することをおすすめします。 普段からチェックを! 早期発見で愛犬の健康を守ろう 愛犬は身体の不調を言葉で訴えることができません。病気は早期発見と早期治療の開始が改善への近道です。そのためには飼い主が日頃から気を配り、異変の兆候を発見してあげるのが何よりの予防方法です。 大切な愛犬と末永く暮らせるよう、折に触れたチェックや、定期的な健康診断を受けるようにしましょう。 Read More 美容・健康 2022-03-30 愛犬のダイエット方法は? 健康的に体重を落とすポイントや肥満の原因 愛犬が肥満気味になってきたら、ダイエットをしましょう。 なかには「食事をする姿が愛らしく、たくさん食べさせてしまう」、「歩きたがらないから、散歩はあまりしない」などといった方もいます。 しかし、犬の肥満を放置してしまうと、体の様々な不調の原因となってしまう恐れがありますので注意が必要です。 そこで今回は、犬の肥満の原因やダイエット方法、注意点などについてご紹介します。 犬の肥満度の確認は「ボディコンディションスコア(BCS)」を用いる 犬の肥満度を確認する手段としては「ボディコンディションスコア(BCS)」があります。ボディコンディションスコア(BSC)とは、犬の体を触る・見るなどして体型を評価する方法です。 BCS1からBSC5までの5段階評価となっており、BSC3が最も適切な体型とされています。 BSC3の基準は「過剰な脂肪の沈着なしで肋骨が触れ、肋骨の後ろに腰くびれが見え、かつ腹部の吊り上がりが確認できる」体型です。 そして脂肪の沈着が多い場合や、厚い脂肪に覆われて肋骨がなかなか触れない場合は、BCS4やBCS5の肥満体型である可能性があります。 一方で、肋骨が容易に触れる場合や、肋骨や骨髄が触らずとも容易に確認できる場合は痩せ型であるBCS2やBCS1の場合があります。 太りやすい種類の犬は存在する? 実は犬種によっても肥満のなりやすさが異なります。 一般的には、元々狩犬や放羊犬などとして生存していた犬は太りやすいとされています。 本来は活動的な犬種がペットとして飼われると、運動量が落ち、エネルギーが消費しきれなくなる傾向にあるためです。 また、食欲が出やすいホルモンが多く分泌する犬種も肥満になりやすいと言えます。 太りやすい犬種としては具体的に以下のようなものが挙げられます。 ・ミニチュアダックスフンド ・ポメラニアン ・ビーグル ・パグ ・コーギー ・ジャックラッセルテリア 犬種によって肥満のなりやすさは異なるため、それぞれの犬の特徴に合わせて飼ってあげることが大切です。 犬の肥満の原因とは? 基本的に犬が肥満になる原因は、人間と同様に「消費カロリーよりも摂取カロリーが多い」ためです。消費しきれないエネルギーが体内に蓄積することで、脂肪が蓄えられます。 ここでは、犬の肥満の原因を詳しく見ていきます。 カロリーの摂りすぎ 適度な運動をしているにもかかわらず愛犬が肥満気味である場合、カロリーの摂りすぎが考えられます。具体的には、以下のような食生活には注意が必要です。 ・脂質や糖質が多い食事内容 ・ドッグフードの量が多い ・おやつを与えすぎている このような食生活を繰り返すことで、消費カロリーよりも多くのカロリーを体内に取り入れている可能性があります。その結果、適度な運動をしていても肥満になってしまうのです。 運動不足 次に考えられる原因が運動不足です。食事の内容が適切であっても運動不足の場合は消費カロリーが減少し、結果として肥満に繋がります。 理想としては、毎日1~2回程度の散歩です。散歩の時間は大型犬で1回30~60分、中型犬で30分程度、小型犬は負担にならない時間が目安です。そのほかにも、ボールやロープなどのおもちゃ遊びも有効です。 運動不足で肥満になると体が重くなり、さらに運動をしなくなる恐れもあります。 去勢・避妊手術が肥満の原因となることも 去勢・避妊手術が肥満の原因になることもあります。去勢・避妊手術を行うと、安静時の代謝が20~25%程度低くなるためです。 その結果、消費するカロリーが手術前よりも減少するため、同じ生活をしていると徐々に肥満気味になってしまうのです。 急激に太った場合は動物病院に通うべきケースも! 前述した通り、基本的に犬の肥満の原因は消費カロリーよりも摂取カロリーが大きいためです。しかし、急激に太った場合は注意が必要です。 急激に肥満になった場合、何らかの体調不良に陥っている可能性があります。 そのため、急激に肥満になった場合や、他にいつもとは違う症状がある場合は、動物病院へ連れていくことも検討しましょう。 愛犬におすすめのダイエット方法1・食事を変える 犬のダイエット方法は大きく分けて「食事を変える」か「運動量を増やす」の2択です。 どちらのダイエットが適切かは個々の飼い方にもよるため、食事と運動の両方に目を向けて、適切なダイエットを行いましょう。 フードの量を減らす 食事面からダイエットをする場合は、まずフードの量を減らすことを検討しましょう。 事前にどのくらいの量にするかを決定して家族と共有することで、同じ認識を持ってダイエットさせることができます。 また、食事の回数を減らすのではなく、1回1回の量を減らすことが大切です。食事の回数を減らすと早食いの原因となり、犬のストレスにも繋がります。 また、ご褒美としておやつを頻繁に与えている方もいますが、高頻度の場合は回数を減らすようにしましょう。 フードを変える 食事の量ではなく、内容に目を向けることも大切です。具体的には「脂質・糖質の量は多すぎないか」です。犬は脂肪の多い肉類やカボチャなどを好んで食べますが、カロリーが高いため注意しましょう。 他にも、人間用の食べ物を食べる犬もいますが、人間用の食べ物は与えないことが重要です。カロリーの摂りすぎとなるだけでなく、味が濃すぎることから偏食に繋がる可能性があるためです。 その一方で、ダイエット専用のドッグフードを食べさせることは非常に有効でしょう。 ダイエットフードは高タンパク低脂質に作られている商品が多く、食べさせる量を変えなくても摂取カロリーの減少が期待できます。 他にも商品によって繊維質や炭水化物などの分量が異なるため、個々の犬に合わせて選ぶことで健康なダイエットが可能となります。 愛犬におすすめのダイエット方法2・運動を変える 食事の量が適正であっても、運動によってエネルギーを消費しなければカロリーオーバーに繋がる恐れがあります。 当然、食事量を極端に減らすことは犬の体にも良くないため、健康なダイエットのためには適度な運動を取り入れることが大切です。 散歩を見直す 運動での消費カロリーを増やすために、日々の散歩を見直しましょう。確実に消費カロリーが増えるのは「散歩時間を長くする」です。 日々の散歩を遠回りするだけでもカロリーの消費量は増え、結果として肥満解消に繋がります。 また、階段や坂道を使うルートに変更することも有効です。歩く距離が同じであってもアップダウンがある分だけ消費カロリーは大きくなります。 適切な散歩の時間は年齢や犬種によっても異なるため、無理のない範囲で適度な運動をさせましょう。 遊べる環境を作る 毎日散歩をするのは難しい場合であっても、自宅で遊べる環境は作りましょう。 ボール遊びやロープの引っ張り合いなどでも適度な運動となり、少しでもカロリーが消費できます。 また、休日になったら少しお出かけし、芝生の上で遊んであげることもおすすめです。 屋外で遊ぶことで動く量が増え、自宅で遊ぶよりも多くのエネルギーを消費することができます。また、おもちゃ遊びをすると、犬のストレスが軽減されます。 愛犬をダイエットさせる際の注意点 犬をダイエットさせる際に厳守したいポイントは「急な変化・厳しい制限」をしないことです。 食事制限にしろ、運動にしろ、急な制限を行うと体調不良や過度なストレスの原因になりかねません。 割合的な話をすると、体重5キロの犬の100gは、体重50キロの人間の1kgに該当します。一見減量が少ないと感じても、犬にとっては大きな負担になる可能性もあります。 そのため、ダイエット中は犬の些細な変化も見逃さないようにして健康的に減量することが大切です。 もしもダイエットの内容に不安がある場合は、かかりつけの獣医に相談すると良いでしょう。 まとめ 犬が肥満になる原因は基本的に「消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多い」ことです。カロリーオーバーを防ぐために、食事と運動の2点の改善を行う必要があります。 フード量・内容の調整と適度な運動を取り入れることで、健康にダイエットを成功させることができます。 しかし、犬のダイエットをする際は「急な変化・厳しい制限」をしないことが重要です。 ダイエットを急激に行うことで体調不良やストレスに繋がる恐れがあるため、愛犬の些細な変化を意識しながら取り組みましょう。 愛犬により健康的でストレスのない生活を送ってもらうためにも、適切なダイエットを是非取り入れてみてくださいね! Read More 美容・健康 2021-06-25 愛犬がドライブ中に嘔吐! 犬の車酔いの原因と対策について 自由気ままに風を切って進むドライブは、いつの時代も人気があるレジャーの一つ。お気に入りのドリンクや軽食、音楽を持ち込んで有意義な時間を過ごそうと意気込む方も多いですが、そんな楽しいときに水を差すのが車酔いです。 吐き気、頭痛、めまい、胃痛など、まるで風邪のような症状に見舞われますが、犬も同じように車酔いするのをご存知でしょうか? 車の揺れや室内のにおい、元々の体力・体調によってはまるで重病のようにぐったりしてしまう子もいるため、これから愛犬とのドライブを計画している方や、以前車に乗せて様子の異変に気づいた方はぜひ気をつけていただきたいもの。 そこで今回は、犬が車酔いする原因とその症状、車酔い対策についてご紹介します。 犬が車酔いする原因とは? 車を走らせてからしばらくすると、愛犬の様子がおかしい-。 車に乗せる前の健康状態に問題がなかった場合は、次のような理由から車酔いしている可能性があります。 平衡感覚の乱れ 三半規管(耳の奥にある渦巻き状の器官)が車の振動を受けることで平衡感覚が乱れ、吐き気や頭痛などの不調を引き起こすことがあります。これを防ぐには、できる限り揺れを感じさせないようにすることが大切です。 車内のニオイ 犬は人間の何倍もの嗅覚があるため、車内独特のニオイやガソリンのニオイなどは強い刺激となって不調を招くことがあります。また、人間にとっては良い香りの芳香剤や香水も犬にとっては強い刺激となり、気分が悪くなってしまう原因になります。 環境の変化 犬は猫と比べると環境の変化に強い動物ですが、いつでも臨機応変に対応できるわけではありません。 聞き慣れないエンジン音、振動や揺れ、狭い空間、どこへ行くのかわからない不安などで強いストレスを感じ、車酔いになることもあります。 満腹または空腹状態 お腹いっぱい食べた後や空腹状態のときに乗り物に乗ると気持ちが悪くなることがありますが、これは犬についても同じです。満腹状態で車に乗せて揺れを受ければ胃に大きな負担がかかりますし、逆に空腹状態であれば胃酸が出て吐き気を誘発してしまいます。 犬の車酔いの症状 犬の車酔いの症状には次のようなものがあり、どれも比較的わかりやすいのが特徴です。一部は人の車酔いと似通ってもいます。 よだれを流す 気持ちが悪くなるとよだれを流すことがあります。大量に流れて止まらない場合はそのまま吐いてしまう場合もあるでしょう。 嘔吐 胃に食べ物が残っていた場合は気持ち悪さから吐いてしまうことがあります。ある意味最もわかりやすい車酔いのサインといえるでしょう。このときは非常につらい状態になっているので、飼い主さんはできるだけ早めに対処してあげてください。 頻繁にあくびをする 飼い主さんとしては「心地よい揺れで眠たくなったのかな」と思いたいところですが、頻繁にあくびをすることも犬の車酔いではよくみられる症状の一つ。 慣れない環境と気分の悪さが重なって緊張状態となり、あくびをするといわれています。犬は緊張すると、あくびで気持ちを和らげようとすることがあるのです。 落ち着かなくなる 気分の悪さに戸惑うことから、車内をウロウロしたり、キョロキョロ辺りを見回したりすることがあります。 愛犬なりに「このままでは体調がおかしくなってしまう」と焦っているのかもしれませんね。 ぐったりする 頭を低くしてぐったりしているのも車酔いにはよくあることです。 嘔吐した後にぐったりしている場合は脱水症状へ移行していることもあるため注意が必要です。 これらの症状が現れた場合は、できるだけ早く対処することが大切です。まずは車を止めて外の新鮮な空気を吸わせ、落ち着くまで休ませてあげましょう。 無理をさせると目的地に着いた後でも回復が遅れますし、さらに状態が悪化してしまう可能性もあります。暑さで体力が奪われやすい夏は特に気をつけていただきたいところです。 車酔いを防ぐための対策とは? ひどい車酔い状態になってしまうと回復にも時間がかかってしまい、愛犬の心身に大きな負担をかけてしまいます。 車酔いを避けるためには車に乗せないのが一番ですが、どうしても車に乗せなければならないときは、飼い主さんが積極的に車酔い対策をしてあげましょう。 満腹・空腹状態で車に乗せない 人でも同じですが、お腹いっぱいの状態だと吐き気をもよおしやすくなります。移動が長時間でなければ、出発前の食事はいつもよりも少なめにしておきましょう。 ただし、逆に空腹状態でも胃酸が出やすくなって気持ちが悪くなるため、「適度に軽く」食べさせるのがポイントです。 クレートに入れる 愛犬をクレート(ペット用ケース)に入れて車の揺れが伝わらないようにすることで車酔いを防げます。クレートの扉が車の進行方向に向くように置くのがポイントです。 最近は通気性の高いペット用のドライブシートも販売されているので、ドライブの機会が多い方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。 こまめに休憩をとる 休憩をこまめにとって、外へ出してあげることは車酔いに非常に効果的です。 最近ではドッグランが併設されている駐車場やサービスエリアもあるので、長距離移動の場合は途中で寄って遊ばせてあげると良いでしょう。そのような施設がない場合でも、周辺を少し散歩するだけでリフレッシュできるので、飼い主の方は面倒がらずに愛犬を休ませてあげてくださいね。 犬用の酔い止め薬を飲ませる 愛犬が車酔いしやすいとわかっている場合は、犬用の酔い止め薬を飲ませておくのも手です。市販の酔い止め薬もありますが、副作用が心配な場合は事前に動物病院で相談してから使いましょう。動物病院でも酔い止めの薬を処方してくれます。 換気する 状況が許すようであれば、窓を少し開けて換気しましょう。新鮮な空気が入るだけでもだいぶ気分が良くなることがあります。 ただし、愛犬が窓から顔を出さないように細心の注意を払いながら行ってください。また、ドライブの前に車内の芳香剤を取り払っておくのもおすすめです。 愛犬とのドライブ 車酔い以外でもこんな点に気をつけよう かわいい愛犬とのドライブを楽しく、充実した時間にするためにも、車酔い以外では次のような点に気をつけましょう。 直射日光に注意する 直射日光が当たる場所に犬を座らせないようにしましょう。すぐに温度が上がりやすいため熱中症になってしまう可能性があります。車用カーテンやサンシェードが有効なので積極的に活用してください。 飲み水を用意する 冬場は車内が乾燥するので人と同様に犬も喉が渇きがちです。 愛犬が水を欲しがったときにすぐに与えられるように水を用意してあげましょう。犬用の水飲みボトルを使うとこぼれにくく、便利です。 トイレを用意する 長時間トイレを我慢させないよう、お出かけ用のトイレグッズ(トイレシートやトイレトレーなど)を用意しておきましょう。ペット用ウェットティッシュやノンアルコールタイプのウェットティッシュも一緒に用意しておくとお尻拭きができて便利です。 まとめ 犬を車に乗せる際は車酔いのリスクを想定し、できるだけ車酔いしないように対策することが大切です。 もし、車酔いの症状が現れた場合は決して無理をさせず、まずは車から降ろして外の空気を吸わせてあげましょう。 愛犬とのドライブを良い思い出にするためにも、今回ご紹介した対策をしっかり理解・実行し、安全運転を心がけてくださいね。 Recommend Category 楽しむ 動物やペットと一緒に楽しめるような、お役立ち情報やアイデアや、場所やイベントまでご紹介します。 このカテゴリの記事を見る 暮らし 動物と暮らすために必要知識を中心に、初めて動物を飼う人から長年ペットを飼っていた人にまで、ためになる情報をご紹介しています。 このカテゴリの記事を見る 美容・健康 ペットの病気や、怪我などの健康にかんする情報や、毛並みなど美容に関する情報まで幅広くご紹介します。 このカテゴリの記事を見る 知る・学ぶ 今まで知らなかった、動物のタメになる情報から、明日の話題に出来るような雑学や豆知識などをご紹介しています。 このカテゴリの記事を見る アニラボについて 公式フェイスブック © 2024 animal lab

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