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企業の皆様へ 研究シーズ 特許情報 研究者一覧 ピックアップ ライフサイエンス 環境・エネルギー 製造技術 材料・デバイス 機械 建築・土木 情報・通信 計測・分析 社会貢献 農林水産 その他 研究シーズライフサイエンス 人工の組織や臓器に最適な表面形状の設計 3.すべての人に健康と福祉を9.産業と技術革新の基盤をつくろう 琉球大学　医学部　先端医学研究センター（特命准教授） 角南　寛　准教授（スナミ　ヒロシ） 博士（理学） [専門分野・研究分野等]再生医工学、生物物理学、表面科学、高分子化学 研究シーズの内容 表面形状によって必要な細胞を増やしたり集めたりする技術 私は、細胞機能を制御し得る、様々な表面形状を見出している。例えば、「細胞の増殖や遊走などの速度を向上させる表面形状」（下図左）、「細胞の代謝や分化誘導の効率を向上させる表面形状」、「細胞の遊走方向を一方向に限定する表面形状」（下図右）などである。これらの形状を活用すれば、安全で良質な再生治療用の細胞を、高価な薬やデバイスに頼らずに製造できると考えている。また、人工の組織や臓器の表面形状として導入すれば、必要な細胞を迅速に集めて増やし組織化を促進・維持できる可能性が高い。更に、細胞を一方向のみに遊走させる表面形状を活用した細胞分離デバイスや細胞診断デバイスの開発も期待される。 実用化イメージ 幹細胞の培養基材、人工組織、人工臓器、細胞分離デバイス、細胞診断デバイス 関連する特許や論文等 H. Sunami, Y. Shimizu, J. Denda, I. Yokota, H. Kishimoto, and Y. Igarashi, “A 3D Microfabricated Scaffold System for Unidirectional Cell Migration” Advanced Biosystems, 4(10), e2000113, 2020. H. Sunami, Y. Shimizu, J. Denda, I. Yokota, T. Yoshizawa, Y. Uechi, H. Nakasone, Y. Igarashi, H. Kishimoto, M. Matsushita, “Modulation of surface stiffness and cell patterning on polymer films using micropatterns” J Biomed Mater Res B Appl Biomater., 106(3), 2018, 976-985. 角南寛, 横田育子,　動物細胞用構造体、動物細胞の分離方法及び動物細胞用構造体表面の弾性調節方法, 特許第6226338号, 2017年10月20日登録. 角南寛, 横田育子,　動物細胞の運動方向の制御基材、当該基材を用いた細胞の識別方法及び細胞の分離方法, 特許第6128620号, 2017年4月21日登録. 角南寛, 清水雄介, 横田育子, 五十嵐靖之, 岸本英博, 松下正之, “微細加工シリコンウェハ上での生細胞遊走観察” 表面科学, 38巻, 9号, 2017, 473-478. H. Sunami, I. Yokota, Y. Igarashi, “Estimation of the Angles Migrating Cells Turn on Three-Dimensional Micro-Patterned Scaffolds by Live Cell Imaging with an Inverted Microscope” e-Journal of Surface Science and Nanotechnology, 12 (2014) 289-298. H. Sunami, I. Yokota, Y. Igarashi, “Influence of the pattern size of micropatterned scaffolds on cell morphology, proliferation, migration and F-actin expression” Biomaterials sci., 2, 399-409, 2014. [人工の組織や臓器に最適な表面形状の設計]へのお問い合わせ お問い合わせ内容 (必須) 氏名 (必須) 企業名 所属・役職 電話番号 (必須) FAX番号 メールアドレス (必須) 送信内容を確認後、チェックして「送信する」ボタンをクリックしてください。 Copyright ©2024 琉球大学研究技術マッチングサイト All Rights Reserved.